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クロップ効果が発揮され始めたと語るエミール・ヘスキー 「リバプールはプレミアリーグのタイトルを獲得するに価する」


かつてリバプールで活躍したエミール・ヘスキーは、今シーズンのリバプールを讃えており、特にその攻撃陣に深い感銘を受けているようです。
プレミアリーグ第11節を終えた時点で、リバプールはリーグ首位に立っており、30ゴールを決めています。
ヘスキーは、この攻撃力があれば、リーグ制覇をするにふさわしい!という趣旨の発言をしています。

以前のこと、私はこの場で、今シーズンのリバプール攻撃陣について、SASが猛威をふるったシーズンとは違う魅力があるという趣旨のことを書きました。
SASが躍動したシーズンは、強力なツートップ、ルイス・スアレスとダニエル・スタリッジが、チーム総得点の約半数を叩き込んでいましたが、今シーズンのリバプールは、連携、連動の中において、あらゆるアングル、あらゆるスタイルで、多くのプレイヤーがゴールに絡んでいます。

ヘスキーも、SAS時代と比較をしており、今シーズンのリバプールの攻撃のほうが、深みがあると語っています。
ここでは、そのヘスキーがESPNへ向けてコメントしたことの一部について、私なりに多少まとめてみたいと思います。

(EH)
マネ、フィルミーノそしてコウチーニョの誰であろうと、あるいはスタリッジかオリギが入ったときでも、彼等は流動的に動けているね。
クロップ効果が発揮され始めたのだと、私は思っているよ。
彼は、望んでいるチームの形を固め出しているね。

そこには、強烈な情熱がある。
サイドラインでの彼の姿を見ただろう!
その情熱が、ピッチ上にいるプレイヤー達の姿からもにじみ出ているよ!

唯一、まだ心配なことがあるとすれば、ゴールを許していることだが、彼等は2点を奪われれば4点を決めているからね。

今年こそ、彼等の年になるんじゃないかな!

リバプールのOB達の間では、トップ4圏内には行けるという意見が多かったかと思いますが、最近はタイトルを意識した発言が増えてきているように思えます。
いろいろな要素があるかと思いますが、まずは厳しかった開幕からの5試合を上々の成績で駆け抜けたこと、アーセナル、トッテナム、チェルシーとの直接対決で負けないこと、そして何よりチームとして機能しており、良いフットボールをしている!ことが上げられるのではないでしょうか。

ヘスキーが語っていますが、たとえメンバーに変更があったとしても、クロップのスタイルを維持できていることも、大きな成果かと思います。
こうして、プレミアリーグのことを書いていると、週末に試合がないことが寂しくもなりますね。

とにかく、眼前の一試合に集中し、このままシーズン終了まで駆け抜けたいところです。

  • B!