さきほど、ホーム・アンフィールドでのクリスタル・パレス戦が終了しました。
ありがとうキャプテン!
おつかれさま、スティーブン・ジェラード!
この試合は、言うまでもなく、キャプテンのラスト・アンフィールド。
ホーム、最終戦。
負けてはいけない試合だったと思います。
結果は、1-3の敗戦。
この試合を一言で表現すれば、’Why’でしょうか。
26分のアダム・ララーナの先制ゴールは、素晴らしかったと思います。
シュートも落ち着いていましたが、その前のシーン、縦に走り、ボールを奪う姿勢に、ララーナの良さを見ました。
キャプテンのことについては、別途ゆっくり書いていきたいと思いますので、この試合から感じたことを書きたいと思います。
いくつか疑問に感じた点があるので、ピックアップしてみますと・・・・。
1 なぜランバートを先発で使わずスターリングをトップにしたか?
ランバートを先発で起用することにより、チームの形が出来てきた・・・と思っていたところ、スタメンを見たとき、スターリングをトップに置く布陣に、若干驚いたのは事実です。
それくらい、トレーニングで、いいものを見せていたのだろうと、考えていたのですが、試合がはじまってみれば、スターリングが機能するシーンは、ほとんどなかったと思います。
この選択は、果たしてどうだったのか?一抹の疑問を抱かざるを得ません。
2 ボラシエへのケア
ファーストハーフにおいて、リバプール・ディフェンスが、ボラシエと一対一になるシーンを多くつくられ、そのほとんどで負けていた。
セカンドハーフには、守り方を工夫してくるだろう・・・と、思っていたのですが、どうもそういう形跡は見られなかった。
3 65分の2枚替え
セカンドハーフ途中で、ララーナとアイブを下げましたが、この2人を外すことが、本当に適切だったのか?
今日のコンディションであれば、スターリングを下げたほうがよかったのではないか?・・・と、感じてしまうのですが。
試合終了のホイッスルが鳴ったとき、スタンドで立ち上がり、拍手をしているイアン・ラッシュ。
その、あまりにも悲しそうな表情が、胸をしめつけました。
実は私、試合前に、自分の中で想像の絵を描いていました。
サミ・ヒーピアのことを思い出しながら。
試合終了のホイッスルが鳴る。
プレイヤー達が、キャプテンの元に駆け寄り、ジョーダン・ヘンダーソンが中心となって、キャプテンの躰を高らかに持ち上げる。
私の想像は、夢想に終わってしまいました。
唯一、救いだったのは・・・・・・・
全プレイヤーが、ピッチに出て、キャプテンを出迎えるとき、全員が8番のユニフォームを着ていたのに、キャプテンと一緒に入場する少年がコウチーニョのユニフォームを着ていたこと。
これには、癒やされました。
心からの笑顔で、キャプテンを送れなかったことは、本当に残念ですが、逆境に強いスティーブン・ジェラードのことです。
必ずや、何らかの形で、最高の時を演出してくれることでしょう。