今さっき、アウェイでのプレミアリーグ、対クリスタルパレス戦が終了しました。
結果から書くと、1-2でリバプールが勝利!
逆転によるもので、この結果、リバプールはプレミアリーグ3連勝としています。
昨年末以来、ずっと低迷していたクリスタルパレスでしたが、ボラシーが戻って来たこともあったのでしょう、今日は健闘していたと感じます。
リバプールの得点者は・・・
72分 ロベルト・フィルミーノ
90+6分 クリスティアン・ベンテケ(PK)
まさに、試合終了間際に逆転ゴールを決めた形でした。
試合展開としては、先制したのはクリスタルパレスで、48分のこと。
やはり今日もコーナーキックからの展開で、そのこぼれ球を処理しきれずゴールを許したものでした。
リバプールの場合は、コーナーキックあるいはフリーキックを一度跳ね返した後の守備に、まだまだ課題を残した形かと思います。
ぜひ、今後とも改善してほしいと思います。
先制を許したリバプールは、右サイドバックのジョン・フラナガンを下げ、ベンチに温存していたフィリペ・コウチーニョを投入し、反撃を試みます。
61分のことでした。
おそらく、ユルゲン・クロップが目論んだのは、コウチーニョを入れることで攻撃を手厚くし、フラナガンを削った部分は、ジェイムズ・ミルナーに右サイドとしてプレイすることを求めたのでしょう。
しかし、思わぬ展開が待っていました。
フラナガンとコウチーニョの交代をした僅か1分後に、この日2枚目のイエローカードをミルナーが受け退場に・・・。
リバプールとしては、いやーな流れになったことも確かです。
それでも諦めないリバプールは、1人少ない状況でもボールポゼッションで上回ります。
同点に追いついたのが、72分のフィルミーノのゴールですが、これは相手ゴールキーパーのフィード(キック)ミスがあり、フィルミーノの目の前に、はからずもボールが吸い込まれる形に・・・。
ラッキーゴールとも表現されるでしょうが、いやいや、ゴールキーパーと1対1とはいえ、フィルミーノのフィニッシュは、実に落ち着いていたと思います。
あそこで焦らず、しっかりとゴールマウスを狙えるところに、フィルミーノの個人技の確かさを見た感がいたします。
試合を決めたのは、終了のホイッスルが鳴る直前のこと。
ペナルティーエリアへ縦に侵入したベンテケが倒されたとの判定でPK。
これをベンテケ自らが蹴り、リバプールに勝利を呼び込みました。
PKの判定については、微妙なジャッジでしたが、ある意味、リバプールに運がついてきたのかな・・・とも。
改めて、試合のスタッツにも触れたいと思いますが、1人少ない中で、リバプールはポゼッションでも優位に試合を進めることができました。
今日の試合で、あえて目立ったプレイヤーをあげるとすれば、エムレ・チャンでしょうか。
よく攻守に奮闘し、魂を見せてくれたと思います。
また、ボールとは遠く離れたところで、全速力で猛ダッシュ、スプリントするアダム・ララーナの姿が、私には印象的に映りました。
さて、今後ですが、ミルナーが退場処分となり、ルーカス・レイバも当分は戻れないため、次の試合において、リバプールがどんな中盤を構成するか?が注目されます。
土壇場の勝利ではありましたが、一人少ない10人となった試合で、勝ち点3を取れたのは、今後に向けて、実に大きな収穫だと思います。
いいイメージをもって、ヨーロッパリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦へ向けて準備したいですね。