ユーロのグループステージでは、3試合目をスロバキアと戦い、スコアレスドローで終えたイングランド。
この結果、首位の座をウェールズに明け渡すことになってしまいました。
1点もゴールを奪えなかったことには、批判の声もあがることでしょうが、ダニエル・スタリッジは、イングランドは、これからもっともっと良いチームになり、ゴールも決めていける!と、語っています。
そのイングランド。
決勝トーナメント、ベスト16での戦いは、アイスランドと試合をすることが決まっています。
まず、その試合日程については、以前ご紹介してありますので、よかったらご参照ください。
「イングランド対アイスランド(ユーロ)の試合日程や放送予定など」
(DS)
私達は、もっとよくなっていくことだろう。
創造的となり、ゴールも決められるようになり、人々を興奮させることが出来るようになるよ。
ファンは笑顔になるだろうね。
スロバキア戦は、レッスンだったんだよ。
彼等(アイスランド)は、ここへ辿り着くまでに驚くべきことをやってきたね。
だから私達は、彼等を軽視することなど出来ないんだ。
とはいえ、私達がしっかりプレイできれば、この試合に勝てることも分かっているよ。
チームの総合力や抱えているタレントの名前を比べれば、どう考えてもイングランド優位ということになるかと思います。
ただ、むしろそのことが、イングランドにとってプレッシャーになる可能性も、完全には否定できません。
アイスランドは、全力を尽くしてぶつかっていけば、どんな結果に終わろうとも喝采を浴びることでしょう。
私なりに注目しているのは、イングランドが勝ち上がった場合、おそらく次の対戦相手はフランスになると思っており、ロイ・ホジソンが、次の試合のことまでをも脳裏に入れて、アイスランド戦でメンバーの入れ替えを行ってくるか?という点です。
大きな大会で優勝するチームは、えてしてグループリーグを苦戦しながら勝ち上がってくる例も沢山あります。
それは、大会中のピーキングという問題かと思います。
もし、イングランドが大会制覇を成し遂げるだけの地力をもっているならば、少なくともスロバキア戦よりもアイスランド戦では、良いパフォーマンスを見せなければならない。
そんな意味で、イングランドの仕上がり具合を見るという楽しみのある一戦となりそうです。