ダニエル・スタリッジがメディアへ向けて、「私は死ぬまでリバプールにいたいと言ったことはない」と語り、いつかは移籍する可能性もあることを口にしたことで、多くのメディアが、そのことを記事にしていますが、私としては、まずスタリッジが今回の発言をするに至った直接の原因は、多くビジャレアル戦でプレイする機会がなかったことに起因していると思っています。
たしかに、1-0で敗れたビジャレアルとの試合で、スタリッジを投入すべきか否か?は、ファンの間でも議論されていることでしょう。
おそらく、スタリッジとしては、どうして自分を起用してくれないんだ!という気持ちが溢れていたのではないでしょうか。
スタリッジは、すべての試合でプレイしたい。
すべての時間でプレイしたい。
・・・と、心の内を明かしています。
だとすれば、まずリバプールを去ることもあるという前に、もっと出場機会が欲しいということが、スタリッジの本心なのでしょう。
ただ、ポジション争いを演じているのはスタリッジだけではないし、これまでスタリッジが長期離脱する中、その穴を埋めてきたチームメイトの存在もあります。
ぜひ、スタリッジには短気を起こさず、しっかりと自分がもっている本来の才能を実戦で証明していってほしいですね。
スタリッジが語っていることは、概ね次のとおりです。
「私は、すべての試合でフルタイムの出場をしたいんだ」
「だから、先発からはずれたり、途中でピッチから下げられることを受け容れるのは難しいことだよ」
「私は、死ぬまでリバプールに残ると言ったつもりはないよ」
「多くのプレイヤーは、このチームのためだけに尽くす!と言うけど、それは真実じゃないんだ」
スタリッジの気持ちも分かりますが、前述したとおり、スタリッジが長い間離脱していた間に、チームを守ってきた仲間達もいる。
せひ、そのことを忘れずに、自分に出来るベストを尽くし続けてほしいですね。
ただ、こういった発言が出るというのは、スタリッジ自身が、自分のコンディションが良い!と感じているからだとも思います。
その気持ちを、ビジャレアルとのセカンドレグで、思い切り発散してもらいたいものです。