今回は、ちょっぴりダニー・イングスのことについて触れてみたいと思います。
昨年の夏、リバプールへやって来たダニー・イングスは、ストライカーとしての才能の片鱗を見せ、イングランド代表メンバーに選ばれるまでに至りました。
まさに、これから!というときに前十字靱帯損傷という大怪我を負い、長期離脱になったことは、リバプールにとって、またファンにとって非常に痛いものでした。
もちろん、一番辛かったのはイングス自身でありましょう。
その後イングスは、懸命なリハビリに取組み、当初の見込みよりかなり早い復帰を果たすわけですが、今シーズンにおいては、なかなかトップチームでの出場機会に恵まれてはおりません。
それでもイングスは、与えられたチャンスに全力を尽くしており、U23の試合に出れば、ゴールを続けており、ハットトリックも達成するなどの活躍を見せて来たところです。
さて、現在はインターナショナルブレイク中ですが、リバプールは週末にメルウッドにおいて非公開試合を行ったそうです。
相手はブラッドフォードだと聞いております。
非公開試合ですので、試合内容の詳細は分からないのですが、結果はリバプールが5-0で勝利。
この試合において、イングスは2ゴールを決める活躍をしています。
U23での活躍といい、ここまでイングスがコンスタントにゴールという結果を出している以上、そろそろユルゲン・クロップもイングスを呼ぶ時が近づいていると考えているのではないか?
私としては、そのように思っております。
今シーズンにおけるリバプールのストライカー事情はといえば、システム的なこともあり、まずロベルト・フィルミーノの存在があり、続いてダニエル・スタリッジ、さらにはディボク・オリギが控えているという形かと思います。
オリギも、「もっとプレイをしたい!」と気持ちを明かしているし、もしかしたらスタリッジも、満足はしていないかもしれない・・・。
そういった状況の中で、イングスの出番をどうつくるか?も、リバプールの課題かと思います。
ポジション争いが厳しくなることは、即ちチーム力の向上を意味しますが、イングスほどに出る度に結果を出してきていると、そろそろアンフィールドのピッチに、一度立たせてあげたい。
私としては、そんな思いを抱いています。
ただ、リバプールがチームとして、最高の攻撃陣を構築してくれることが、何と言っても一番の願いであることは勿論です。
幸い、ストライカーを囲む周辺のタレントは、実に多彩になってきました。
期待大ですね!
がんばれリバプール!