リバプールのユニフォームを纏うために生まれて来たような男。
彼のレッズ愛は、深い、深いものでした。
そんな彼をコップも愛した。
ダニエル・アッガーが、リバプールの一員となったのは、ちょうど17年前の今日、2006年1月12日のことでした。
私が申し上げるまでもなく、ダニエル・アッガーはデンマーク人ですが、スカウサーだろう!と呼びたくもなります。
それほどまでに、彼がレッズへと寄せる思いは強かった。
レフティのセンターバック。
クレバーでいて、強烈なパンチのあるキックも持っていましたね。
特に、左足から放たれるロング、ミドルシュートは、対戦相手を震撼させたものでした。
現役時代は、幾度となく怪我に泣かされもしましたが、その度に立ち上がって来たメンタリティーには、頭が下がります。
本当に、愛すべき選手だった。
リバプール在籍中には、公式戦232試合に出場をし、14ゴールを決めていますが、彼が残したものは、あまりにも大きく、その数字だけで語り尽くせるものではありません。
今日、この日にあたり、ダニエル・アッガーのこれからの人生が、素晴らしいものでありますようにと願うばかりです。