近年、クリスタルパレスと対戦するときには、山あり谷ありといった状況で、苦い思い出もあるリバプールですが、昨日の試合もアップダウンの激しい試合内容となりました。
しかし、リバプールが勝ち点3を取ったことが事実であり、これは実に大きな成果だとも思います。
リバプールは、16分にしてエムレ・チャンのゴールにより早くも先制し、この試合はもらった!という空気が漂ったのですが、やはりただでは終わりませんでしたね。
先制した2分後には、すぐさま失点を喫し同点に追いつかれてしまいます。
この失点のきっかけは、デヤン・ロブレンのミスだということは、認めざるを得ないものでした。
クリヤーしようとしたのか?つなごうとしたのか?バックパスを選ぼうとしたのか?
迷いが生じたのでしょうか。
しかし、ミスから3分後の21分には、ロブレン自らがヘッドで再びリードを奪うゴールを決めています。
ロブレン自身、ほっとしたことでしょう。
そんなロブレンのコメントをLiverpoolfc.comが紹介していますので、一部私なりにまとめてみたいと思います。
(DL)
タフな試合だったよ。
ファーストハーフは、アップダウンがあって、いくつかのミスもあった。
そう、私のミスもね。
でも、率直に言って、私達は取り戻せると確信していたんだ。
自分がミスをしたことを挽回するゴールを決められたことを神様に感謝したい。
パフォーマンスは良かったと思うし、何より重要なのは3ポイントを取ることだよ。
トップ4にいたいと望むなら、まずメンタリティーで勝たなければいけないんだ。
たとえ、ミスを犯したときでもね。
しっかりと頭をあげていなければいけないよ。
みんながよくやっていたし、私達の力を見せられたね。
彼等のセットプレイが脅威であることは、私達としても分かっていたんだ。
非常に上背の高いチームだしね。
しかし、私達のチームは、フィリペの完璧なクロスから2ゴールを決めることが出来たし、素晴らしいヘッドだったよ!
前線のプレイヤー達は、誰もがすごかったね!
特に、フィリペ・ロベルト、マネは多くのチャンスをつくっていたし、ファーストハーフのうちに得点をしている可能性もあったよ。
私達は、これからもハードワークを続けていくだけさ。
ステップ・バイ・ステップだね!
長いシーズンの間には、ミスもあることでしょう。
大切なのは、それで心を崩さず、取り返してやろう!というメンタルの強さなのかもしれせん。
ただ、ディフェンスの場合は、小さなミスが致命傷になるケースもあるので、今後の課題として修正していってほしいですね。
ロブレンが、コウチの完璧なクロスと言っていましたが、確かにコウチのコーナーキックには、得点に繋がる匂いがしました。
PKは、ジェイムズ・ミルナーが既に職人ともいえる成功率を誇っていますが、コーナーに関しては、今後はコウチに任せたほうがいいかもしれませんね。
クリスタルパレスは、対戦相手としては厄介な部類に入るチームだっただけに、ここでしっかり勝ち点3を奪ったのですから、次の試合がより重要となります。
このまま連勝を続けていきたいところです。