ノッティンガム・フォレストと対戦し完勝を飾ったリバプールですが、この日の試合は何か特別な意味を持っているように感じていた自分がいます。
ルイス・ディアスの親御さんが誘拐されるという事件が判明した直後のことでしたので。
この試合では、先制ゴールを決めたディオゴ・ジョタが、7番のシャツを掲げる姿が神々しく見えたものです。
試合を終えた後、この日のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたドミニク・ソボスライがLiverpoolfc.comへ寄せて語ったことがあります。
ソボスライは、ダルウィン・ヌニェスとモハメド・サラーのゴールをアシストしており、攻守に高い貢献度を示していました。
Dominik Szoboszlai
誰もが我々を倒そうとして来るけど、僕達にはその準備ができているんだ。
僕達には、あらゆるチームの挑戦に立ち向かう準備ができているんだよ。
今シーズンの僕達は、グループとして多くのことができるんだ。
僕達は、どんなスタートを切ったか、それを続けて行くしかない。
働いて、働いて、働くしかないし、最後には報われることだろう。
(フォレスト戦の結果)
僕達は、勝利に値したと思うよ。
素晴らしい試合ができたからね。
誰もが自分の仕事をして、3ポイントを獲得したんだ。
(モハメド・サラーのこと)
彼は常に危険な存在だよ。
PKであろうと、カウンタ-・アタックであろうと、アシストであろうと、得点であろうとね。
僕達にとって彼は、本当に重要な存在なんだ。
(多彩なフォワードと連携をする歓び)
僕に言えることは、彼等は皆が素晴らしい選手であり、素晴らしい人物だということだね。
彼等がすごくいい時もあれば、少し良いときもあるけど、本当に素晴らしい選手達だということに尽きるね。
(ルイス・ディアスのこと)
誰もが試合中にこのことを考えていたよ。
ルチョのために僕達はやったんだ。
正直なところ、朝になってその話を知ったのだけど、もう既に彼の姿はなかったよ。
僕達は、このことでミーティングを開いて、彼のために僕達がすべきことを全員が理解したんだ。
僕達はチームだからね。
お互いのために戦わなければいけないんだよ。
今日は、ルチョのためにやったんだ。
何もかもがハイレベルで、どこまで高いクオリティーを持っているのだろう!と思わせてくれるドミニク・ソボスライですが、気持ちまでイケメンなんですよね。
ソボスライが言ってくれたおかげで、試合前にはルイス・ディアスのためにミーティングが持たれたことが分かりました。
きっと、そのことがディオゴ・ジョタの頭にもあったのでしょう。
僕達はチームだからね!と語ったソボスライ。
フットボーラーとしての才能は素晴らしく、それでいて仲間思いの熱いハートを持っている。
リバプールファンから愛されないはずもありません。
文末になりましたが、ルイス・ディアスのご家族が無事であることを深く祈ります。