エムレ・チャンの怪我の状態については、昨日から事前情報としてお伝えしてきましたが、ボーンマス戦を控えた記者会見において、ユルゲン・クロップが４週間～６週間の離脱になる見込みだと明らかにしました。
痛めたのは、やはり事前情報どおり右足首の靱帯損傷とのこと。
クロップとしては、エムレ・チャンの復帰のために、出来るだけのことをすると語っていますが、靱帯だけにリバプールとしては残りシーズンをエムレ・チャンがいないものと想定してチームづくりを見直す必要がありそうです。
順調に戻れたとしても、シーズンの最終盤でしょうか。
ユーロ本大会の件もあるし、エムレ・チャンの順調な回復を祈るところです。
監督がクロップに代わってからというもの、エムレ・チャンは自身が最もプレイしたがっていたポジションに固定され、シーズンが進むと共に、よいパフォーマンスが増えてきたかと思います。
彼を欠くことは、チームにとって実に痛いし、ジョーダン・ヘンダーソンも不在になることから、セントラルミッドフィールダーのやり繰りが、残りシーズンの鍵を握りそうです。
最も経験があるプレイヤーといえば、やはりルーカス・レイバでありましょう。
ただ、ルーカス一人ではまわせない。
エムレ・チャンとヘンダーソン２人の穴を埋めるわけですから、ジョー・アレンあるいは若手の力も借りる必要があることでしょう。
チームの核になる２人が揃って長期離脱になったことは、非常に辛い状況ですが、こんなときこそ総力を結集して乗り切ってほしいですね。
まずは、エムレ・チャンが一日も早く復帰できることを祈るばかりです。