リバプールから5人がメンバーに選出されているイングランド代表ですが、ユーロ本大会を前にポルトガルとのフレンドリーマッチを行いました。
場所はウェンブリーで、結果的には1-0でイングランドが勝利をおさめています。
リバプールのメンバーとしては、ジェイムズ・ミルナーが先発起用となり66分間のプレイをしています。
ミルナー以外の4人はベンチスタート。
アダム・ララーナとダニエル・スタリッジは78分から、ジョーダン・ヘンダーソンは90分に途中交代でピッチに入っています。
この日、ナサニエル・クラインの出場機会はありませんでした。
イングランド代表といえば、そのメンバー選考についても、各方面から様々な意見が出ていますが、注目点のひとつとして、右サイドバックの主力を誰にするのか?という点があげられています。
ナサニエル・クラインは、チーム内のポジション争いがあることを歓迎するコメントを発しておりますが、この日はカイル・ウォーカーが先発フル出場となっています。
試合展開をごく簡単にまとめると、両チームともゴールを決められずに推移します。
ポルトガルは、35分にブルーノ・アウベスをレッドカードで欠いたものの、守備を固め、結局イングランドの決勝ゴールが生まれたのは86分、セットプレイからクリス・スモーリングがヘッドで決めたものでした。
フレンドリーマッチという調整の場でもあり、結果的に勝利で終えたことは、最低限の体面は保ったと言えそうですが、ウェンブリーで一人少ない相手から1点しか奪えなかったことは、イングランドにとって、最高の結果、内容だったとは言えないかと思います。
とはいえ、ユーロのような大きな大会の場合は、チームのピークをどこに照準をあわせるか?が大切であり、今の時点で悲観することはないかと思います。
むしろリバプールファンとしては、右サイドバックのファーストチョイスは誰になるのか?
そちらのほうに関心が向きそうです。