フットボールの国際マッチといえば、最も盛大なイベントはワールドカップだということが、一般的な見方かと思います。
4年に一度開催される祭典だと言っていいでしょう。
その中間年には、ユーロが開催され、やはりフットボール界にとって大きなイベントです。
本来なら、本年2020年がユーロ開催年でしたが、来年に延長する方向性になってきたようです。
Sky Sportsなども早速大きく取り上げていますが、UEFAはユーロを来年に先延ばしすることを提案し、各団体との調整を行ったようです。
理由は、新型コロナウィルスの影響によるものです。
私は、その道の専門家ではないし、新型コロナウィルスに関することを軽々に書くことは避けたいと思いますが、いまやその猛威はヨーロッパを中心に拡がっていると見てよさそうです。
特に、イタリアの状況が不安視されていますね。
今後、新型コロナウィルスが、どのような影響を与えて行くか?
まず、そこを見る必要があると思いますが、可能性の問題としては、夏に開催されるユーロがなくなることで、プレミアリーグが夏季に開催できる条件が整うこととなります。
この場でも以前ちょっと書きましたが、プレミアリーグの残り試合を7月から9月に開催するという案もあるようだし、出来ることならば、しっかりとスケジュールを完結させて、優勝の歓びを心から味わいたものです。
事実上、リバプールが優勝に限りなく近いことは、おそらく誰からも異論はないと思います。
あとは、どんな決まり方、決め方をするか?ですね。
ファン・ダイクも言っていましたが、出来ることならば、プレイヤーとファンが一緒になってセレブレーションをしたい。
フットボールは、スタジアムを含めてのエンターテイメントでもあると思う次第です。
いずれにしても、今回UEFAが打ち出したユーロ延期論は、ヨーロッパ各国のリーグに影響を与えることは間違いなさそうです。
こうなってくると、では東京オリンピックはどうするのか?ということにも議論は波及するでしょうが、もしプレミアリーグが夏に開催されることになった場合、モハメド・サラーは、日本に来ている場合ではありませんね。
何より、30年ぶりの栄冠を獲得する絶好のチャンスなのですから。