日本時間早朝に開催されたユーロ決勝ですが、スペイン対イングランドという対戦カードとなりました。
勝利を飾ったのはスペインで、スコアは2-1。
まず、両チームの健闘を讃えたいと思います。
先制をしたのはスペインで、47分の段階で目下売り出し中のニコ・ウィリアムズが決めています。
「売り出し中」と書いておいて、うん?と思ってしまった自分が情けない😂
73分の段階でイングランドに同点ゴールが生まれ、1-1のスコアに並びますが、86分にはスペインに見事な決勝ゴールが生まれ、このスコアで試合を占めています。
両者の戦いぶりを見ていて、私が印象的だと思ったのは、狭いエリア、いわゆる密集地帯でのスペインの上手さであり強さでした。
密集状態から抜け出し、ボールを開く展開が、実に冴えていたと思います。
1点ビハインドの状態で、イングランドはハリー・ケインを下げていますが、残り時間が少なくなって行く中で、一発で試合を変えられる男がベンチにいたのではないか?
と、私は思ったのですが、戦術や選手起用に関しては、監督がいろいろな状況を加味して決めるものですから、文句は言いますまい。
ただ、たとえば時間がない中でパワープレイを必要とするならば、卓越したキッカーがいればスペインも嫌だったことでしょう。
実際、イングランドにはそれが出来るプレイヤーがベンチにいたのですから。
と、愚痴めいたことを書いてしまいましたが、大会全体を通じて見れば、スペインは勝者にふさわしかったと思います。
ユーロは終わり、この後にはコパ・アメリカが決勝を迎えます
スペインの選手達は特に、移籍市場での噂が増えて来ることでしょう。
ひとつの大会は終わった。
しかし、すぐにまたリーグ戦が待っている。
いかに気持ちを切り替えて、コンディションを整えられるかが重要になってきますね。
優勝を果たしたスペインには、おめでとう!と、言いたいと思います。