いよいよ本日、マージーサイド・ダービーのキックオフですね。
常に熱い戦いが演じられるこの対戦ですが、リバプールはマンチェスター・シティとの2試合、その間に入って来た試合とあって、スケジュール的には厳しいし、コンディションはエバートンの方が良いと考えていいでしょう。
しかし、そこにつけいる隙も出てくるのではないかと、私は思っています。
昨年の12月、アンフィールドでリバプールとエバートンが対戦をした際、サム・アラダイスが執ってきたゲーム・プランは、とにかく守備に人数をかけ、ボックス内を固めるという戦法でした。
本来なら、マージーサイド・ダービーということで、真正面からバトルをしたかったところですが、エバートンはリバプールの攻撃力を警戒し、明らかにドローでいいというプランを採用してきたところ。
しかし、今回の会場はグディソンパークであり、前述したように両チームのスケジュールの違いを考えれば、エバートンは前に出てくると、私は予想します。
そのとき、リバプールにチャンスが到来するのではないかと。
ぜひ、エバートンには、前へ出てきてほしいですね。
マンチェスター・シティとのセカンド・レグという重要な試合が控えていますが、まずはマージーサイド・ダービーに集中する。
誰もが、そう言うことでしょう。
とはいえ、出来れば効率的に試合を進め、得点を決めたいところです。
そういった意味では、今日の試合では、セットプレイなども大切にしたいですね。
FAカップで、リバプールとエバートンが対戦をした際には、ファン・ダイクがセットプレイからゴールを決めています。
最近のファン・ダイクを見ると、コーナーキックのとき、相手ディフェンダーを振り切る姿が印象的で、ほとんど競り勝っていると思います。
こういったプレイも活かしていきたいですね。
12月にアンフィールドで対戦をした際には、エバートンが自陣に籠もる戦術を採ってきたため、ストレスを感じる試合となりましたが、今日は違う展開になるのではないか。
私としては、そう思っています。
エバートンが攻撃に意識を持って行ったとき、それ即ちリバプールのチャンスだと。
試合日程の関係もあり、今日の試合では、内容よりも結果を重視したいですね。
個人的には、おそらく久しぶりにスタメンで出て来るであろうアルベルト・モレノ、さらには登場すれば今シーズン、自身の開幕戦となるナサニエル・クライン。
この両サイドバックに期待をしたいと思っています。
仮に、ドミニク・ソランケがスタメンであったとしたら、ヘッドも強いし、両サイドバックからのクロスが有効になることでしょう。
今日ばかりは、泥くさくてもいい、とにかく勝ち点3をゲットしたいところです。