今週末の土曜日には、チェルシーとFAカップのタイトルをかけて戦うリバプール。
リバプールが優勝をした場合、実に16年ぶりの出来事となります。
16年前、2006年5月13日。
リバプールは、途轍もない奇跡を創り出しました。
この日の主人公は、スティーブン・ジェラード!
まさに、ドラマを生める千両役者!
私は、あの時に見せたスティービーのシュートに関しては、思い出しただけで鳥肌が立ちます。
しかも、土壇場も土壇場で決めたゴールであり、スティービーの代名詞である弾丸ミドル炸裂!
2006年の5月、リバプールと決勝で対峙したのはウェストハムでした。
試合展開としては、リバプールが劣勢に追い込まれます。
ディフェンス陣のミスもあり、先制されたリバプールは、終始追いかける展開に。
追い上げを見せるリバプールでしたが、ビハインドの状態で時計が90分をまわったときには、もうダメか・・・とも思ったものです。
そんなとき炸裂したジェラードの同点ゴール。
文字通り、魂のキックでした。
あそこで、あのタイミングで、あんなキックを放てるなんて!
こんなプレイヤー!
スティービーの後にも先にも見たことがありません!
スティーブン・ジェラードが生んだドラマといえば、イスタンブールの奇跡が、あまりにも有名です。
一方で、私個人の思い出ですが、シュートの凄さ!という意味では、ウェストハム戦の一発が絶品だな!と。
ユルゲン・クロップ体制となり、イスタンブールの奇跡以来となるチャンピオンズリーグ優勝を果たしたリバプール。
悲願のプレミア初制覇も達成!
次は、FAカップ優勝ですね!
相手がどこであろうと、タイトルを高々と掲げるのは、リバプールでなくてはなりません!