今夜、FAカップで対戦するウェストハムですが、この両チームは、FAカップ史上に残る名勝負と言われる熱戦を展開した事実があります。
2006年FAカップの決勝は、イスタンブールの奇跡と共に、リバプールが生んだドラマであり、スティーブン・ジェラードが最大級に輝いた瞬間のひとつだと言っていいでしょう。
手に汗握る、文字通りの名勝負でした。
決勝で対戦したリバプールとウェストハム。
先手を奪ったのはウェストハムでした。
ジェイミー・キャラガーのオウンゴールにはじまり、続いてぺぺ・レイナのミスという、リバプールとしては、あまりにも痛い2失点を許します。
しかし、決して諦めないリバプールは、シセ、ジェラードのゴールで同点に!
それでも、ドラマは終わりませんでした。
ウェストハムにまたもゴールが生まれ、リバプールが1点ビハインドのまま90分が経過・・・。
このときは、誰もがウェストハムの優勝だと思ったことでしょう。
しかし、試合終了間際、あまりにも劇的なジェラードの弾丸ミドルが、ウェストハムのゴールネットに突き刺さります。
ジェラードのゴールにより土壇場で追いついたリバプールは、延長、PK戦の末、伝統のタイトルを手にします。
まさに、ドラマでした。
リバプール対ウェストハム。
日程的には、明らかにリバプールが苦しいのは間違いないと思います。
それでも、何らかのドラマが待っていてくれることを祈って。
もちろん、シナリオはリバプールの勝利!
それにしても、FAカップ決勝でのジェラードのゴールは、何度見ても鳥肌が立ちますね。
最高の千両役者でした。