今日、リバプールの一行は10日間のキャンプを行うためにドイツへと飛びました。
しかし、既にお伝えをしたとおり、その帯同者にはファビーニョの名前がありませんでした。
どうも、アル・イテハド(サウジアラビア)側と細部を詰め、メディカルの段取りを付けるためのようです。
Sky Sportsが報じるところによれば、リバプールはファビーニョの移籍に許可を出したとのこと。
同誌によれば、アル・イテハドからリバプールには金曜日にオファーが届いており、それを受けてリバプールは、ファビーニョが契約の手続きをし、メディカルチェックを行うことを許可したと。
要するに、クラブとしてはファビーニョへのオファーを受け入れたというのがSky Sportsの見立てです。
現実問題として、ドイツに帯同をしていないのですから、移籍の線が濃厚になったと認めざるを得ません。
移籍金については£40mだと報じられていますが、2018年にモナコからリバプールへファビーニョがやって来たときには£43.7mのマネーが動いたと見られています。
ほぼ同額ですが、当時とはファビーニョの年齢が違いますし、冷徹に割り切ればビジネスとしては悪くない線なのかもしれません。
ただ、ファビーニョが抜けた場合、アンカーが出来るタレントは必須ですね。
想像しただけで、リバプールの夏が忙しいことが分かります。
正直なところ、私はファビーニョが移籍をするとは微塵だに思っていませんでした。
例えば、ファビーニョよりも優れたプレイヤーがいたとして、それでもリバプールのスタイルにフィットするには時間がかかりますからね。
どれくらいの規模の出入りがあるのか?
出て行くニュースばかりですと、妙に重苦しい雰囲気になりますから、ぱーっと明るいニュースがほしいものです。