昨年の今頃も、ファビオ・ボリーニの去就に関しては、クラブとボリーニの意向がかみあわないまま、結果的に「リバプールに残りたい」というボリーニの強い意志で、放出をストップさせたという状況がありました。
やはり、ボリーニとしては、リバプールで活躍し、結果を出したい!という気持ちが強かったのでしょう。
しかし、致命的な決定力不足に苦しみ続けた2014-2015シーズンにあっても、ボリーニが必要とされ、ピッチに立つ機会は、ほとんどなかった・・・。
そんな状況、現実も考慮したのでしょう。
ボリーニは、リバプールを去ることを受け入れる方向で、この夏を迎えることになりそうです。
ボリーニの代理人の発言、その骨子だけ、簡単にお伝えしますと、次のようなものになります。
○彼の将来のために、何がベストであるかを考えて、すべてのオファーを検討している。
○彼は、幸せではないよ。ほとんどプレイできなかったからね。
○それは、彼のキャリアにとって、決して良いことではない。
○今となっては、新しい契約を結ぶことは考えられない。(リバプールと)
○それをしたら、私達にとって、ネガティブなことになってしまうからね。
ボリーニ、代理人とも、現実を見て、さらにはイングスがやって来ることも影響はしているでしょうが、これ以上リバプールに残っても、出場機会はないだろう・・・と、判断したということでしょうか。
それは決して、ボリーニの将来のためにはならないと・・・・。
ボリーニには、もう少しチャンスを与えてほしかった感もありますが、新シーズンになったら出場機会が増えるという保証は、どこにもありません。
年齢的なことを考えても、そろそろ決断すべき時が来たのかもしれませんね。
でも、もしも、ボリーニがリバプールを出てゆく時が来ても、拍手で送りたい。
私は、そう思っています。
リバプールでプレイしたい!という気持ちを持ち続けてくれたプレイヤーですからね。