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FIFAはチェルシーの補強禁止処分を凍結せず チェルシーは抗議


先日のこと、FIFAから今後2度の移籍市場における補強禁止処分を受けたチェルシーですが、異議申立を提起していたところでした。
しかし、その審査途中において、FIFAは処分を解除しないことを決定したそうです。
Sky Sportsが報じています。

前例からすると、禁止処分が延長になったりしたケースがありましたが、今回のFIFAは強い態度に出ているようです。
異議申立に対する結論が出るまでは待つというのが、従来のスタンスだと思いますが、FIFAとしては、それを待つまでもなく、処分を凍結しない姿勢を示したことに。

今回の決定を受けて、チェルシーは非常に驚いているとし、FIFAに抗議する声明を出しています。

FIFAが、チェルシーがやったことをどれくらい把握しているのか?
これについては、私には分かりませんが、おそらく前例と比較しても悪質だと判断された可能性もあるだろうとは推察ができます。

チェルシーとしては、CAS(スポーツ仲裁裁判所)へ訴えることも今後検討していくとのこと。
俄に、チェルシー周辺が賑やかになってきたようです。

チェルシーの場合には、まず監督を続投させるのか?それとも更迭するのか?ということが話題になっています。
いずれの場合でも、それに見合ったプレイヤーの入れ替え、整備が必要になるでしょう。
そんな状況下で、2度にわたる補強禁止処分が確定すると、非常にダメージは大きいものがあると思います。

FIFAが、チェルシーの内情をどこまで掌握しているのか。
この部分が注目されますね。
おりしも、マンチェスター・シティもファイナンシャル・フェアプレイの規約違反で処分が検討されている中、両チームにとっては、今後のクラブ経営に対する疑問符が突きつけられた形になりました。
この件については、今後の動向をよく見守っていきたいと思います。

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