リバプールへやって来て、2シーズン目を過ごしているのが、ロベルト・フィルミーノ。
2015年の夏に、ホッフェンハイムからやって来たブラジル人は、日増しにプレミアリーグにフィットし、その存在感を高めているように思えます。
私としては、年齢を考えても、今後ますます飛躍する可能性のあるプレイヤーだと考えております。
そのロベルト・フィルミーノのことについて、今回はちょっと触れてみたいと思います。
異国のリーグへ移籍することは、プレイヤーにとって簡単なことではないと思います。
特に、南米のプレイヤーが、初めてプレミアリーグに挑戦するときには、非常に苦労をするという説もあります。
ロベルト・フィルミーノも、リバプールへ来た当初は、いまひとつ輝き切れないもどかしさを抱えていたように思います。
しかし、ユルゲン・クロップ監督が就任し、ポジションや役割を変えていったことで、ロベルト・フィルミーノが輝きはじめます。
特に、プレミアリーグ初ゴールを決めてからは、日に日に素晴らしいプレイを披露するようになったのではないでしょうか。
いまや、完全にリバプールの中心プレイヤーになっていますね。
ロベルト・フィルミーノの良いところは、テクニックが高いことは勿論ですが、とにかくフィジカルが強く、ボディ・バランスが抜群ですね。
それに加えて、ゴールへの独特の嗅覚を持っている。
私としては、リバプールでの3シーズン目を迎えようとするロベルト・フィルミーノの可能性は、すごいものがあると捉えております。
もっともっと確固たる地位を築くのではないでしょうか。
ユルゲン・クロップは、これまでも何度となく、「ブンデスリーガ時代から注目していた」と語っており、ロベルト・フィルミーノの良き理解者です。
この環境下で働けることも、ロベルト・フィルミーノにとっては、大きなプラスでしょうね。
今シーズンのリバプールは、まだ5試合を残していますし、ロベルト・フィルミーノは、まだゴールあるいはアシストを伸ばすことでしょう。
さらに!来シーズンは、どれだけの大物になることか。
楽しみです。
視野も広く、狭いエリアでもずる賢いほどの上手さを見せるロベルト・フィルミーノ。
もし、来シーズン以降、コンスタントに15ゴール以上、同じいくらいのアシスト数を記録するようになれば、リバプールにとっても、嬉しい限り。
新戦力の補強も楽しみではありますが、プレミアリーグ3シーズン目を迎えるロベルト・フィルミーノの更なるブレイクに、私は非常に期待をしています。
やってくれることでしょう。