リバプールがレスターとの試合に臨む前にあたり、私としては、期待したいプレイヤーとして、あえてロベルト・フィルミーノの名前をあげさせていただきました。
ボビーの献身性は素晴らしく、たとえゴールがなくとも、チームにとって欠かせない存在であることは、疑う余地などありません。
ただ、ストライカーのポジションを担当している限り、やはり早めにゴールが欲しかっただろうと思うのです。
常にハードワークをするボビーの姿を見てきた中で、私としては、そろそろ(レスター戦)ボビーにゴールが生まれる予感めいたものを抱いておりました。
ボビーは、期待に応えて、45分に自らのゴールを記録してくれましたね。
コーナーキックからのヘッドでしたが、相手ゴールキーパーやゴールの枠をしっかりと見定めた上での落ち着いたシュートだったと思います。
やはり、ストライカーとしては、シーズン初ゴールが生まれれば、内心ほっとするものではないでしょうか。
その初ゴールが、トッテナム戦の前に来たことは大きいですね。
これでボビーは、より思い切ってトッテナム戦に臨むことが出来ると思います。
私は、ボビーを称するとき、新しいタイプのリバプールの9番と呼んでいます。
これまでにないストライカーの形かと。
また、ボビーがより生きてくるのは、サディオ・マネ、モハメド・サラーとの連携の中であり、逆もまた然りで、ボビーがいることで、サディオもモーも生きる。
あとは、今後の課題として、ボビーを中心としたフロントスリーと、ミッドフィールダー陣が、いかに連携を密にできるか!ですね。
その部分が、レスター戦での課題だったかと思います。
リバプールの中盤はタレントが豊富だし、あとは組合せの問題かもしれません。
いろいろな組合せを持っていることは、勿論大切ですが、ここぞ!というときにおける最強の中盤も用意しておきたいですね。
まだまだシーズンは始まったばかりだし、これから実戦を重ねるに連れて、リバプールの形も成熟していくことでしょう。
そうすれば、ボビー、サディオ、モーの3人は、畏るべき破壊力を持っているのですから、リバプールの攻撃力は、本物の脅威になると思います。
サディオ、モーとゴールを決めてきた中で、ボビーにも来た!
私は、ボビーの今シーズン初ゴールは、トッテナム戦へ向けて、今後に向けて、実に大きな意味を持つように思っております。
ボビーには、本当にがんばってほしいし、心から応援したくなるプレイヤーですね。