ロベルト・フィルミーノのことを書いてみたいと思います。
一言、素晴らしいですね。
スウォンジー戦でも2ゴールを決めたロベルト・フィルミーノですが、それ以外の部分でも、実に気の利いたプレイをしてくれる姿が印象的です。
ボールタッチが柔らかくて正確な上に、躯の使い方も上手く、さらには、相手からボールを奪うためのハードワークも厭わない。
ロベルト・フィルミーノは、まさにリバプールに必要不可欠なプレイヤーになった感があります。
たとえば、その試合で自身のゴールがなかったとしても、ロベルト・フィルミーノの場合には、別の働きでチームに貢献できる。
こんなストライカーは、どこを探しても、なかなかいないと思います。
あの厳しいジェイミー・キャラガーも、ロベルト・フィルミーノを讃えており、Sky Sportsでコメントをしていますが、今のペースでゴールを決め続けていき、たとえばシーズンを通じて30ゴールあるいは25ゴール以上を決めたならば、メインのストライカーとして、誰も不満など言うことは出来ないだろうという趣旨の発言をしています。
(ここで書いた30ゴールあるいは25ゴール以上とは、公式戦すべてを含むという意味です。)
実際、今のペースでロベルト・フィルミーノがゴールを決めていった場合、シーズン30ゴールを超える可能性もあります。
チャンピオンズリーグ等でも、かなり得点を決めていますし。
スウォンジー戦を振り返ってみると、ロベルト・フィルミーノが決めた最初のゴールは、フィリペ・コウチーニョが提供したステキなパスからでした。
フィリペ・コウチーニョは、イマジネーションに富んだパスを出すことも多々あり、受ける側が反応してあげなければ、実を結びません。
その点、ロベルト・フィルミーノは、いるべき所にいる。
走り込むべきところへ走っているからこそ、フィリペ・コウチーニョのパスを無駄にしないのだと、私は思います。
スウォンジー戦では、モハメド・サラーからも、心憎いアシストを受けたロベルト・フィルミーノ。
今度はきっと、モハメド・サラーへプレゼントもすることでしょう。
そういう関係が、チームの士気を高めるし、勢いに乗るために必要なことではないでしょうか。
自分が生き、チームメイトを活かし、相乗効果をもたらせるロベルト・フィルミーノ。
新しいレッズの9番、そのスタイルが生まれつつあることを感じます。