Florian Wirtz
本当に来た!という思いを抱かれた方々もいらっしゃることと思います。
もちろん、フロリアン・ヴィルツのことです。
来るぞ!来るぞ!と言われてはいましたが、それが現実のものとなった今、大きく期待が膨らみますね。
晴れてリバプール入りが正式に決まったヴィルツのインタビューをお届けしており、これが2回目となります。
1回目については、下記のリンクからご覧いただけますので、よかったらお立ち寄りください。
リバプールにいる自分の姿が自然に浮かんだ / フロリアン・ヴィルツ(インタビューその1)
では、前置きは短くして、さっそくヴィルツのインタビュー2回目を行ってみたいと思います。
<優勝セレブレーションやパレード、トロフィーを掲げる瞬間を見たと言っていたけど、それを見てどんな気持ちだったかな?>
リバプールの選手たちが、その瞬間を味わっているのを見て嬉しくなったし、ファンの皆さんのことも嬉しく思ったよ。
本当に素晴らしいシーズンを過ごしていたから当然の結果だと思ったね。
とにかくあんなに沢山の人々が集まって、あの雰囲気を醸し出していたのを見ることは、まさにクレイジーで素晴らしい光景だった。<そういう場面を見て、自分もそういう経験をしたいというモチベーションに繋がったかな?>
もちろんだよ。
僕はここに遊びに来たわけではないからね。
何かを達成したいし、ファンの皆さんにふさわしいものを届けたいと思っているよ。
もちろん、このパフォーマンスを継続していきたい。
だからこそ、ああいったシーンを見たことは間違いなくさらなるモチベーションになっているよ。<アルネ・スロット監督と話したと言っていたね、その会話はどうだった?彼のもとでプレーするのを楽しみにしているかな?>
話し合いはいつもとても良いものだったよ。
初めて話したときから、彼は僕にいくつかのプレーシーンを示してくれて、どのようにやりたいか、そこで僕がどうフィットできるかを説明してくれた。
彼は僕のことをぜひチームに加えたい選手だと言ってくれてね、チームを前進させる存在だと考えていてくれたことが分かったんだ。
自分もこのチームでやれると思ったし、良くできると感じたよ。
当然のことだけど、毎週しっかりとしたパフォーマンスを見せなければいけないけどね。
そのために僕はここへ来たんだ。<リバプールにどんなクオリティーをもたらしたいと考えている?君はどんなタイプの選手だろうか?>
人々は僕のことを創造性のある選手だと言うね、その創造性をこのチームにもたらしたい。
ピッチ上での歓びも伝えたいよ。
アシストをしたり、ゴールを決めたり、ディフェンスのためにも走り、チームのために全力を尽くす。
チームを一歩でも前進させられるように頑張るよ。
<親友にしてレヴァークーゼンでのチームメートでもあるジェレミー・フリンポンが、この夏リバプールに加入したね。彼とリバプールへの移籍について何か話した?だとすれば、何と言っていたかな?>
彼とは3〜4年一緒にプレーしてきたよ。
本当に良い選手であり、素晴らしい人間でもあり、それにとても面白い男だよ。
ドレッシングルームでも雰囲気を良くする存在で、ピッチ上では攻撃でも守備でも大きな力を持っている。
彼が最初にリバプールと契約したわけだけど、もちろん僕にも「来てほしい」と言ってきたよ。
でも、最終的には自分自身で決断を下したものだよ。
それでも、彼の存在が最後に背中を少し押してくれた部分はあったかもしれないね。<今度はリバプールで再びジェレミーと一緒にプレーできるというのは、ワクワクする?>
うん!嬉しいよ。間違いない。
新しいクラブ、そしておそらくより大きなクラブで、また一緒にプレーができるということは本当に素晴らしいことだよ。
彼と一緒にこの移籍を経験できたことも含めて、また一緒にピッチに立てることがとても楽しみだよ。<彼が君にに英語を教えたというのは本当?>
本当だよ。
彼はドレッシングルームで僕の隣の位置だったんだ。
だから英語で話すしかなくてね。
学校を卒業した後は、正直あまり英語が得意じゃなかったけど、彼がたくさん教えてくれて、より英語を話すようになって、少しずつ上達して行ったんだ。
Vacation mode with my bro 📵🏖️ pic.twitter.com/Z2wqOEBscU
— Jeremie Frimpong (@JeremieFrimpong) June 17, 2025
以前から、フロリアン・ヴィルツとジェレミー・フリンポンは仲がいいと聞いていましたが、それは事実であり、ドレッシングルームでは隣同士だったのですね。
そういうことを聞けることも楽しみです。
同じチームの仲間と新天地へ行くというのは、実際心強いでしょうね。
それでもヴィルツは、最終的には自分の意志で決めた!と言っています。
ユルゲン・クロップ時代を経てきたレッズですが、思ったほどにはドイツ人プレイヤーは多くありませんでした。
ヴィルツにかかる期待は、リバプールだけではなく、ドイツからも寄せられるように思います。
そのプレーぶりを見ることが楽しみです。