ユルゲン・クロップがリバプールへやって来て、約4ヶ月が経過したところですが、クロップ就任直後の移籍市場においては、リバプールは目立った動きはしませんでした。
正式な新規契約としては、マルコ・グルイッチ一人であり、その後ジョエル・マティプの獲得に成功していますが、これはフリートランスファー。
いわゆる資金を使っていない監督だと言っていいでしょう。
しかし、FSGとしては、この夏には、クロップの希望を実現させるため、資金面でバックアップする考えを固めているとの報道があります。
問題は、その金額がどれくらいなのか?というところですが、英国の一部メディアによれば、マリオ・ゲッツェ(ドイツ)とピオトル・ジエリンスキ(ポーランド)の2人を狙いにいけるだけの金額ではあるとも・・・。
さらにFSGは、現在ローンで出しているラザル・マルコヴィッチを呼び戻すことにも納得しているそうです。
もしそれが本当ならば、マルコヴィッチをリバプールへ戻すことは、クロップの希望である!と考えたほうが自然かと思います。
移籍委員会の存在が明るみになり、いろいろ物議をもかもしたリバプールですが、どうやら補強面に関しては、クロップに全権委任する方針を採る模様です。
現場をあずかる責任者が必要と確信したプレイヤーを獲ったほうが、まぁ、間違いないことでしょう。
名前だけで獲っても、監督が望むプレイをしてくれるとは限りませんしね。
FSGが、クロップの意向を尊重し、あくまで資金面での援護に徹するという立場を守れば、夏の補強も近年よりは実効的なものになるかもしれません。
クロップが理想とするチームとは?
理想とするリバプールとは?
見てみたいですね。