移籍市場というものは、楽しみではあるものの、別れの季節でもあります。
長くリバプールに貢献したプレイヤーが去っていくときは、いつだって辛いもの。
私なりに、この夏の処遇が非常に難しいのは、ルーカス・レイバとジョー・アレンだと思っています。
移籍市場が近づくたびに放出候補として名前をあげられてきたのがルーカス・レイバ。
今年の夏も例外ではないようです。
talksportは、ルーカス・レイバには、ベシクタシュが、その獲得に関心を示していると考えていたそうですが、ここへ来てトルコのメディア、AMKが、ガラタサライがルーカスの獲得を希望しており、リバプールとの話し合いを望んでいるという報道をしていることを紹介しています。
思い出してみれば、ルーカスに関しては、昨年の夏もトルコ行きが濃厚という報道が出ていましたね。
私としては、ルーカスは重鎮だと思っているわけですが、冷静にリバプールのミッドフィールダー陣の顔ぶれを見渡したとき、どこまで戦力として期待されているか?を読み切ることができません。
そのことを一番よく理解しているのが、ルーカス本人だとも思います。
ちょっと脱線しますと、この夏の処遇が難しいのは、前述したジョー・アレンも同様ですね。
ウェールズ代表では、素晴らしい活躍を見せたアレンですが、いざリバプールでのポジション争いで、どこまで出場機会を得られるか?は、未知数です。
さらに、アレンの場合は、残り契約期間が1年を切ることになります。
今後、リバプールとしては、アレンの処遇を真剣に考えるという報道も出てきているようですが、さてどうなりますか。
昨シーズン、出場のチャンスを得た若者達も台頭してくる可能性があるし、まだ補強が施されることも考えられます。
しばらくの間、ルーカスとアレンの動向には、気を配っていきたいと思っています。