以前からリバプールの補強ターゲットの一人だとされてきたジェルソン・マルティンス(ポルトガル)ですが、仮に本年1月の時点で獲得をした場合、その移籍金は£50mは下らないだろうと、多くのメディアが報じていたところです。
しかし、以前ご紹介をしたとおりスポルティングがクラブとしての危機を迎えており、ジェルソン・マルティンスを含む多くのプレイヤー達が、クラブに対して契約解除を要求。
この夏には、フリートランスファーになると見られています。
ジェルソン・マルティンス獲得に関しては、リバプールとアーセナルが熱心だとされてきましたが、一時期はベンフィカへ行くのではないかとの報道も出ていました。
しかし、その後、ベンフィカ行きはないとの報道を各種メディアが出していたところ。
今回、METROが報じるところによれば、ジェルソン・マルティンスの代理人は、ベンフィカ行きを否定するコメントを出しているそうです。
「次のクラブは、ベンフィカではないだろう」と。
これは、リバプールとアーセナルにとって追い風になるという論調になっていますが、果たしてどちらが射止めるのか。
リバプールとアーセナルの明確な違いは、チャンピオンズリーグの出場権ですが、一方、リバプールを選択した場合、レギュラーとしてコンスタントに出場できるのか?という不安要素も実際あるかと思います。
そらくらい、今のリバプールは、前線が充実していますからね。
ただ、あくまでリバプール目線でいえば、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3人に、シーズンを通じてのフル出場を求めるのは酷だと思います。
どんな起用法が出来るのか。
そのへんのプランを明確に提示し、納得してもらう作業が必要となりそうです。
いずれにしても、ジェルソン・マルティンスをフリーで獲得できるとなれば、今後も噂は浮上してくることでしょう。
この件については、その動向を注視していきたいですね。