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スティーブン・ジェラードからジュード・ベリンガムへと引き継がれたバトン


現在、代表戦が行われていますが、イングランド代表はと言えば、日本時間早朝にユーロ予選としてウクライナと対戦。
この試合で、リバプールのジョーダン・ヘンダーソンと今夏の動向が注目されるジュード・ベリンガムは、共にスタメンでした。
ウェンブリーでの開催であり、試合的にはイングランドが2-0のスコアで勝利を飾っています。

イングランドとすれば、非常に良いスタートを切ったことになりますが、注目されたのは、試合後の光景だったと言われています。
リバプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラードが、ジュード・ベリンガムと対話をするシーンを見ることが出来ました。
このことは、複数以上のメディアが報じていますが、この際ジュード・ベリンガムは、少年時代からスティービーに憧れていたことを語ったそうです。

例えばTelegraphにおいては、スティーブン・ジェラードからジュード・ベリンガムにトーチ(たいまつ)は渡されたと記事にしています。
私は、「トーチ」と書くと分かりにくいと思いましたので、タイトルでは「バトン」とさせていただきました。

Channel4へ向けて、ジュード・ベリンガムは、スティービーに関して語りました。
その発言の中には、スティービーはミッドフィールダーとして可能なことをすべて実現することが出来たという言葉もありました。
さらに、ジュード・ベリンガムは、隣にスティービーがいるシチュエーションで、こう言ったそうです。
「私は、あなたを尊敬して来ましたので、ここ(スティービーの隣)にいられて光栄です」と。

それを受けたスティービーは、ジュード・ベリンガムにこう言ったそうです。
「聞いてほしい。今、君に言いたいんだ。君は私が同じ年齢(19歳)だった頃よりも優れているよ。君は正しい方向へ進んでいる」

かつて、イングランドでリバプールで活躍をしたミッドフィールダーから、今輝いているミッドフィールダーにトーチは引き継がれた。
この光景を見たリバプールファンは、大興奮だったと聞いています。
理想的には、名実ともにジュード・ベリンガムには、スティービーの後継者になってほしい。
それが叶えば素晴らしいことですね。
ジュード・ベリンガムですが、まだ19歳とはいえ、既にイングランド代表として22キャップを記録したそうです。
スティービーとジュード・ベリンガムの間に芽生えた思い。
いつか、あの時があったから今のジュード・ベリンガムがある!と言いたいものです。

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