改めて、トッテナム戦を振り返ってみると、最近は見られなかったアクティブさと流れるような連携がキックオフ直後から見られた試合だったと思います。
既に書きましたが、とりわけ中盤を担当したプレイヤー達の集中力と献身性が光っていたと、私は感じました。
もちろん、ジョルジニオ・ワイナルドゥムもその一人。
トッテナム戦でのジニは、シンプル且つ効果的にボールに絡んでいたと思うし、ポジション取りもよかったと感じます。
決してファンタジスタタイプではありませんが、実直な仕事ぶりが評価されてよいプレイヤーではないでしょうか。
そのジニですが、トッテナム戦でのパフォーマンスを歓ぶと同時に、自分達にとってしなければいけないプレイについて語っています。
ジニの言葉については、Liverpoolfc.comで紹介がなされておりますが、この場では、そのごく一部について、私なりに要点をまとめてみたいと思います。
(Georginio Wijnaldum)
ぼく達はやったよ。
特にファーストハーフでは、2ゴールも決めたし、いいプレイが出来ていたね。
セカンドについては、ちょっぴりラッキーな面もあったかな。
ゴールを決めるべきだし、これがぼく達にとってプレイすべきことだよね。
今年におけるぼく達の問題点としては、下位のチームと対戦するときのことだ。
ビッグチームとやるときには、モチベーションも高いし、実際やれているからね。
今日はよかったよ。
試合に勝てたしね。
数日は、歓んでいられるけれど、レスター・シティ戦へ向けて集中しないといけないんだ!
今シーズンの彼等は上手くいっていないけど、彼等はいまだに良いチームだし、ぼく達としては、今日やったように高いモチベーションで臨まなければいけないね!
そのためにも、お互いに助け合うことさ。
ぼく達は、そのようにして、すべての試合に向かって行く必要がある。
過ぎた試合を振り返って、ぼく達はもっと上手くやれたはずだと考えることは出来るけど、終わった試合を後悔するのはよくないことだよ。
トッテナム戦で見せたプレイ、抱いたモチベーション。
これと同じように、どんなチームと対戦するときでもやって行くことが大切だとジニは言います。
やはり、リバプールの場合は、リーグの下位に位置しているチームと対戦する際の結果が課題ですね。
それは、気持ちの問題だけではないのだと思います。
たとえば、ラインを下げられて、ゴール前に密集されたとき、それをどう崩すか?
そういったテクニカルな部分も改善点なのでしょう。
それを一番分かっているのは、ジニをはじめ、プレイヤー達自身だろうし、ここで言うまでもなく、必ずや改善して行ってくれると信じています。
トッテナム戦での勝利が、そのきっかけ、呼び水となることに期待して。
兎にも角にも、トッテナム戦でのジニ。
ナイス・パフォーマンスでした。