昨日あたりから、グレン・ジョンソンの去就に関する記事が、だいぶ増えてきました。
メディアからの質問に、ジョンソンが答えたことから、そういう状況になったのだと考えております。
ジョンソンに関しては、冬(1月)の移籍市場の際にも、セリエAへの移籍が報じられましたが、本人としてはリバプールでやりたいと語っていました。
しかしながら、いまだリバプールからのコンタクトはなく、ジョンソンとしては、若者も育っている中、致し方ないこと・・・と捉えている様子がうかがえます。
「リバプールを去るのかって?」
「そうなるんじゃないかな。何のコンタクトもないからね」
ジョンソンの契約は、この夏で満了となるため、移籍をするならばフリーでということになりますが、以前から言われている通り、イタリアのクラブが関心を示しているとされる他、スペイン、さらにはプレミア内での移籍の可能性も囁かれています。
今シーズンにおいても、極めて出場機会は少なく、このままの状況でいけば、仮にリバプールに残ったとしても、来シーズンは更に出番は減少する・・・と見られる中、肝心の延長オファーがなければ、本人が希望したとしても、リバプールに残る道は閉ざされたと考えざるを得ません。
このまま推移すれば、また一人、長くリバプールでプレイしたベテランが去っていくことになるわけですが、肝心なのは、その替わりとなる補強候補がしっかり決まっているのか?という部分でしょうか。
マンチェスタ-・ユナイテッド戦以降のリバプールの状況を見れば、かなりのイメージダウン・・・という印象は拭えません。
プレイヤーの補強は、もちろん重要なことですが、チームのブランド力が限りなく低下してしまっては、交渉も困難度を増すと思います。
何らかの打開策が必要だと思うのですが・・・。
プレミアリーグの残り試合。
既に限られた数しかありませんが、クラブとして確固たるメッセージを発することが出来るか?
いまや正念場に来ているという感が否めません。