この時期になりますと、1月の移籍市場の話題で持ちきりですが、リバプールの補強候補の一人として、グロスクロイツの名前もあがっているようです。
グロスクロイツは、ある意味オールラウンドにプレイできるタイプであり、中盤全般はもちろん、サイドアタッカーとしてのプレイも出来ます。
印象深いのは、ドルトムントでの活躍ですが、この夏には、ちょっとした手続きの行き違いがあり、現在は、実に微妙な立場にあります。
この夏の移籍市場で、グロスクロイツは、ドルトムントを離れ、トルコのガラタサライへ移籍することになりましたが、書類上の手続きが、その締め切り期限まで、48秒間に合わなかったなど、いくつかの理由により、正式な契約が認められないという事態を招いてしまいました。
現在、グロスクロイツは、ガラタサライでトレーニングはしているものの、公式戦への出場資格はなく、1月に改めて、正式な契約手続きを行う必要性に迫られています。
ユルゲン・クロップが、そこに眼をつけたのか?は、分かりませんが、ディフェンス面に更なる強化を加えたいリバプールとしては、欲しい存在であろうということが、報道の趣旨のようです。
思えば、実に勿体ない話ですが、ガラタサライとの契約が、認められていない以上、1月の移籍市場におけるグロスクロイツ獲得レースは、一からのリスタートということになるかと思います。
試合からは遠ざかっているため、感触を取り戻すには、ある程度の時間も必要でしょうが、フィジカル的にはフレッシュ。
ある程度、報道に信憑性がある・・・と、あえて考えた場合、1月に、リバプールがどんな動きをするのか?も、注目点のひとつかと思います。
間違いなく、これからも補強候補の名前が、次々と出て来ることでしょう。
とにかく、今、ユルゲン・クロップが真に必要としているポジション、プレイヤーの獲得を最優先してほしいですね。