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数字でも立証されたジョルジニオ・ワイナルドゥムの好調ぶり


プレシーズンマッチの終盤からプレミアリーグ開幕以降の試合において、この場でジョルジニオ・ワイナルドゥムについて触れる機会が多くなっていると、自分でも感じています。
それは、ジニが非常に活躍をしており、チームに貢献をしていると、私なりに感じてきたからです。
ジョーダン・ヘンダーソンをベンチに、あるいはファビーニョをメンバーから外していることにより、ジニは昨シーズンと比べて、中盤の深い位置でのプレイを担っていますね。

そのジニが、いかに優れたパフォーマンスを発揮しているかは、ブライトン戦で残した数字でも裏付けられているようです。

プレミアリーグ第3節のブライトン戦で、先発フル出場を果たしたジニですが、この試合を通じてのパス本数は76本で、そのうち75本のパスを成功させていたそうです。
その成功率は、実に98.7パーセント!
しかも、唯一成功しなかったパスシーンが生まれたのは、試合が80分になったときだというのですから、いかに完璧なパフォーマンスだったかが分かります。

これは、なかなか出来ることではないと思います。

昨シーズンまでのジニは、インサイドハーフでの起用が大半だったと思うのですが、今シーズンは、もっと深いポジションでプレイをするということをユルゲン・クロップ監督と話し合ったそうです。
その上でジニは、その役割が面白いとも語っていたそうです。

ジニ自身の好調さもあるし、ジェイムズ・ミルナー、ナビ・ケイタとプレイを共にする時間も増やしている現状がある中、この状態のジニをスタメンから外す理由というものが、なかなか見出しにくいのも確かかと。

いわゆるアンカーといえば、ヘンドが担ってきたポジションであり、新戦力のファビーニョも、おそらくアンカーを担当するものと予想されます。

そんな中、ジニが高いパフォーマンスを示し、チームの3連勝に貢献している。

これは、第4節以降のメンバーチョイスという面で、ユルゲン・クロップ監督としても悩むことになりそうです。
勿論、嬉しい悩みです。

確実に言えるのは、今のジニは、非常に状態が良いこと。
ここまでジニが見せつけたパフォーマンスにより、アンカーでも十分にやっていけることが示されたと思います。

リバプールは、積極的な補強を断行し、特に中盤の層が充実しており、ジニも激しいポジション争いの中で苦労をすると、私は予想していました。
それが、これだけの素晴らしいパフォーマンスを発揮しているのですから、それこそスタメンから外す理由がなくなってきていると思います。

これは益々、ポジション争いが激化しそうです。

ただ、もう少しすれば、チャンピオンズリーグもはじまり、起用するプレイヤーの数も増えてくることでしょう。

ぜひ、リバプールに、チームとしての良い循環が訪れることを祈ります。

それにしても、ジニのがんばりは、特筆に値すると、私は率直に感じるところです。
これからも、良いパフォーマンスを継続していきたいですね。

  • B!