リバプール在籍中に多くのビッグマッチを経験してきたディートマー・ハマンは、木曜日のビジャレアル戦は特別な夜になると確信しているようです。
いかに、アンフィールドの雰囲気が素晴らしいか！ということを言いたいのだと思います。
ハマンは、アンフィールドには１２人目のプレイヤーがいる！と。
私としても、あのドルトムント戦の激戦を思い出すし、アンフィールドという空間がリバプールにフォースを送ってくれることを信じています。
（ＤＨ）
統計でいえば、セカンドレグをホームで戦う利点はさほどないよ。
ここ４，５年を見れば、ホームでセカンドレグを戦ったチームが決勝へ行ったケースは少ないんだ。
ホームでのアドバンテージを語る場合、ピッチのことは、さほど大きな違いにはならないんだ。
しかし、ファンが大きな違いをつくってくれるさ。
実際に私達は、ドルトムント戦を見ただろう！
ファンの存在なしに、状況を好転させることはできないよ。
そう、ファンが大きな役割を果たしてくれるんだ。
もし、私達が勝利してトロフィーを獲得し、ヨーロッパのペナントを手にしたら、それは実に大きなことだね！
ヨーロッパのカップ戦においては、セカンドレグをホームで戦ったほうが有利だとよく言われますが、ハマンとしては冷静に分析した場合、昨今ではそれは当たらないと考えているようです。
しかし、ハマンは言います。
アンフィールドは違うと。
ハマン自身が、幾多のアンフィールドの夜を実際に経験してきたからこそ、実感しているのでしょう。
近年におけるスペイン勢のヨーロッパでの強さは特筆すべきものがあります。
しかし、ヨーロッパにおける歴史と伝統においては、リバプールは随一といってもいいほどのものを持っている。
そのことを一番よく理解しているのがコップでありましょう。
ぜひ、木曜日の夜、アンフィールドが最高の雰囲気になることを祈って。
プレイヤー達も、大声援を背に、全力でビジャレアルを倒しにいってほしいですね。