素晴らしい才能の持ち主。
そう呼べるプレイヤー達が、リバプールには数多く在籍をしていました。
ダニエル・スタリッジも間違いなくその一人。
怪我さえなければ・・・という言葉がつい出てしまうのは、私だけではないはずです。
リバプールの点取り屋として活躍をしたダニエル・スタリッジですが、今日は誕生日にあたります。
ハッピー・バースデー!
ダニエル・スタリッジは、1989年生まれですので33歳になりました。
彼がチェルシーからリバプールへやって来たのは2013年1月のことでした。
いわゆる冬の移籍マーケットで獲得したストライカーということになります。
チェルシー時代には、どうしても控え要員になることが多く、ピッチに送り出されてもウィンガーのポジションを任せる機会がほとんどでしたね。
そんなダニエル・スタリッジにとって、リバプールで任された9番のポジションは完璧にフィットし、ゴールを量産して行くことになります。
特に印象的だったのは、2013-2014シーズンでの活躍で、ルイス・スアレスとのコンビはSASと呼ばれ、ライバルチームのディフェンダーを恐怖に陥れたものでした。
あのシーズンでのダニエル・スタリッジは、本当に凄まじかったですね。
ルイス・スアレスは怪物でした。
SASが猛威を振るったシーズン、リバプールで指揮を執っていたのはブレンダン・ロジャーズ監督で、ダニエル・スタリッジとルイス・スアレスをツートップとして配し、中盤はダイヤモンド型の陣形にしたことが特徴的でした。
あの頃、私はいろいろな選手の言葉をご紹介していたのですが、異口同音にチームメイト達はダニエル・スタリッジの才能やセンスを讃えていました。
ダニエル・スタリッジは、怪我と戦いながらリバプールで約6年半に及ぶキャリアを過ごしたわけですが、その間公式戦には160試合の出場を果たし、67ゴールを記録しています。
怪我さえなければ。
今、それを言ってもはじまりませんが、それくらい才能に恵まれた選手だったことが、改めて思い出されます。