とにかく、ビッグマッチに強い人でした。
誰よりも働く人でした。
オランダにカトウェイクという街があり、ディルク・カイトはそこで生まれています。
もう、間違いなくリバプールのレジェンドだと言っていいでしょう。
今日、7月22日は、そんなディルク・カイトの誕生日。
ハッピー・バースデー!
ディルク・カイトは1980年生まれですので43歳になりました。
リバプールのレジェンドだと私は言い切りましたが、フェイエノールトのレジェンドでもありオランダのレジェンドですね。
本当に頭が下がるほど素晴らしい選手でした。
ディルク・カイトがフェイエノールトからリバプールへやって来たのは2006年夏のこと。
リバプールにとっては念願の獲得でした。
同年8月26日にリバプールでのデビューを飾り、2012年に新天地を求めるまでに、ディルク・カイトは公式戦285試合に出場し71ゴールを決めています。
その数字も素晴らしいですが、ディルク・カイトの場合には、数字に表れない貢献度が極めて高い選手でしたね。
90分間、惜しみなくピッチを走る姿。
どんなポジションでも真剣に取り組む姿勢。
試合が終われば相手を讃えるスポーツマンシップ。
もう、良いところばかりのような人ですね。
結びにあたり、ちょっと小話を。
私はとあるSNSで、アイコンを小さな兎さんにしています。
その理由は、まず自分は小さい人間であること。
弱い人であること。
もうひとつ、大きな理由は、スティーブン・ジェラードが前線で走り回るディルク・カイトとルイス・スアレスを称して「まるで2羽の兎のようだ!」と形容したことに由縁します。
本当に、私は日々自己嫌悪に苛まれ、自分の弱さ、脆さを痛感しています。
そんな私に勇気をくれたのもディルク・カイトでした。
心からありがとう!と言いたいと思います。