言い古された言葉ではありますが、ディボック・オリギという選手は、記録よりも記憶に残るタレントだったと思います。
リバプールから旅立ったわけですが、それでも私は彼の誕生日を祝いたい気持ちです。
ハッピー・バースデー!ディボック!
ディボック・オリギは、1995年生まれですので、28歳になりました。
まだまだ、これからやって行けますね。
ちょっと大袈裟に過ぎるかもしれませんが、ディボック・オリギという選手は、奇跡を起こせる何かを持っているのではないか?
そんな風に思ってしまうのです。
あのチャンピオンズリーグの準決勝、バルセロナ戦でのゴール!
ディボック・オリギがいなければ、あのときのビッグイヤーもなかったかもしれません。
いや、なかったでしょう。
それに、ディボック・オリギはコップから愛される要素を持っていましたね。
エバートン戦に強かったことです。
終了間際に決勝ゴールを決めたこともありました。
人呼んでエバートン・キラー。
若い頃から将来を嘱望されていたベルギー人。
大きな期待を担ってリバプールへやって来たわけですが、思うほどには出場機会に恵まれたわけではありません。
ただ、ここぞ!というときに驚くようなゴールを決めてしまうのですから、ディボック・オリギの名前を忘れるはずもありません。
ディボック・オリギが、リバプールで過ごした期間は8年間。
その間、ローンで出ていた時期もありましたが、リバプールでの公式戦175試合に出場し、41ゴールを記録しました。
その41ゴールの中には、宝石以上の輝きを持つものもあり、それこそがディボック・オリギが愛される理由のように思います。