右サイドバックとして、イングランド代表でも主力を張っていたのがナサニエル・クライン。
イングランドはストックウェル出身のナサニエル・クラインが、サウサンプトンからリバプールへやって来たのは、2015年夏のことでした。
今日、4月5日は、そんなナサニエル・クラインの誕生日。
ハッピー・バースデー!
ナサニエル・クラインは、1991年生まれですので29歳になりました。
リバプールへやって来たシーズンにおけるナサニエル・クラインの貢献度は、素晴らしいものがありましたね。
私が受けた印象では、穴がないサイドバックだということ。
ディフェンス力のみならず、果敢に攻撃にも参加し、リバプールにとって重要な存在でした。
ナサニエル・クラインが不運だったのは、やはり繰り返される怪我だったと思います。
2015-2016シーズンに至っては、公式戦52試合に出場しており、これはフィールドプレイヤーとしては最多でした。
当時は、酷使し過ぎではないか?と、心配になったほどに、ナサニエル・クラインは重用されていた。
そのナサニエル・クラインですが、負傷の連鎖がはじまり、出場機会を失って行きます。
また、リバプールには地元出身の若手、トレント・アレクサンダー=アーノルドがおり、飛躍的な成長を遂げています。
リバプールの右サイドバックといえば、トレント・アレクサンダー=アーノルドの他にもジョー・ゴメスが担当することが可能であり、ネコ・ウィリアムズという新進気鋭の若者が育ってきている。
オランダのキ=ヤナ・フーバーも右サイドバックをこなすことが出来る。
ナサニエル・クラインとしては、今シーズンこそ!という挽回の機会を生かしたかったところですが、2019年7月、プレシーズンの期間でのUSAツアー。
またも悲劇が待っていました。
ボルシア・ドルトムント戦で怪我を負ったナサニエル・クラインは、前十字靱帯損傷との診断がくだされます。
またしても、シーズンを棒に振る怪我をしてしまったのは、メンタル的にも厳しかったことでしょう。
ただ、29歳といえば、まだまだトップフォームでやって行ける年齢ではあります。
ぜひとも再起を期してほしいですね。
誕生日にあたり、ナサニエル・クラインの幸運を心から祈りたいと思います。
もう一花咲かせてほしいプレイヤーです。