今日は、ちょっと懐かしい名前を取り上げてみたいと思います。
スティーブ・フィナン。
元アイルランド代表であり、リバプールの右サイドバックとして活躍をしたことをご存知の方々もいらっしゃることと思います。
今日、4月24日は、そんなスティーブ・フィナンの誕生日。
ハッピー・バースデー!
スティーブ・フィナンは、1976年生まれですので、45歳になりました。
あのイスタンブールの奇跡を呼んだチームのメンバーであり、クラブのレジェンドだと言っていいでしょう。
ラファ・ベニテス監督がリバプールの指揮官に就任するや重用され、右サイドバックのレギュラーとして活躍をしました。
リバプールに在籍をした期間は2003-2008で、その間217試合出場を果たしています。
リバプールを好きになる理由は、いろいろあっていいと私は思いますが、例えばイスタンブールの奇跡を観たことがきっかけになった皆様も多いだろうと想像します。
いわゆるラファ・ベニテス時代ですね。
私の中にあるスティーブ・フィナンのイメージは、とにかく「黙々と仕事をするタイプ!」というものです。
寡黙にさえ感じる表情でプレイをしますが、その仕事ぶりは堅実で、実にしっかりとしている。
最も大きな強みは、やはり安定したディフェンス力だったと思います。
リバプールの右サイドバックといえば、攻撃的!という印象がありますが、スティーブ・フィナンの場合には、まずがっちりと守る。
その守備が実に堅いのです。
その後出て来る自由奔放タイプのグレン・ジョンソンや、今をときめくトレント・アレクサンダー=アーノルドなどとは、かなりタイプは異なります。
スティーブ・フィナンが、右サイドバックで安定し、優れたパフォーマンスを発揮したことで、ラファ・ベニテス監督は、ジェイミー・キャラガーをセンターバックに集中させるようになって行きます。
決して目立つタイプ、派手な部類のプレイヤーではない。
しかし、その実直な仕事ぶりは、間違いなくリバプールの勝利に貢献をしていた。
私は、そう思っています。
今日、この日にあたり、イスタンブール戦士、レジェンドに、重ねておめでとう!と言いたいと思います。