リバプールといえば、フロントスリーに代表される攻撃力が話題となりますが、今シーズンはディフェンスラインのがんばりが特徴的ですね。
トレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメスの成長もあり、プレミアリーグでも若い構成になっていると思います。
これからが、実に楽しみですが、今回はミッドフィールダーを取り上げてみたいと思います。
シーズン開幕以来、派手な存在ではありませんが、チームのためにハードワークをしてきたプレイヤーとして、私としては、ジェイムズ・ミルナーとジョルジニオ・ワイナルドゥムの名前をあげたいと思っています。
実際、この二人がいなかったら、かなり厳しい状況になっていたかと。
ナビ・ケイタとファビーニョをこの夏に補強で連れてきたリバプール。
中盤に関しては、かなり層が厚くなり、ポジション争いも激しくなることが予想されていました。
しかし、負傷者が出ていることもあり、現実はターンオーバーが難しい状況にもなっています。
そんな中、ジェイムズ・ミルナーとジニは、ずっと奮闘してきているし、いろいろな役回りを実直に果たしていると思うのです。
ジェイムズ・ミルナーは、今シーズンに入り、怪我もありましたが、それでもすぐに復帰を果たし、鉄人ぶりをいかんなく発揮してくれています。
また、今シーズンのジニは、非常にコンディションも良いようで、大きくチームに貢献をしていると思います。
ジョーダン・ヘンダーソンは、近年となり、なかなかシーズンを通じてのプレイが難しくなっており、時には不在になることもあると思っていましたが、同時期にナビ・ケイタも負傷をすると、過密日程になったとき、なかなか厳しい現実はありますね。
それでも、ミリーとジニががんばってくれているので、何とかやって来ていると思います。
あとは、アダム・ララーナが、コンディションをあげて来てくれればいいのですが、もう少し時間がかかりそうです。
実直さ、安定感、見えないところでのハードワーク。
そういった面で、ミリーとジニが果たしている役割は、大きくチームに貢献をしていると思います。
こういう働きぶりは、しっかりと評価をしてあげてほしいですね。
リバプールとしては、ミリーとジニが元気なうちに、負傷者の復帰を期したいところです。
この二人にも、時には余裕をもったスケジュールで試合に臨ませてあげたいし、現実的には、まずヘンドとケイタの復調を待つということになりそうです。