足の痛みにより、ボーンマス戦の途中で退いたジョーダン・ヘンダーソンですが、その状況が気になるところです。
その後の措置としては、予定どおり、水曜日にスキャンを実施したとのこと。
その結果をメディカル・チームがチェックしたところ、幸い、骨折やひびはなかったとのことです。
次節、アーセナル戦は無理ではないかという声がある一方、ヘンダーソン自身は、いまだ出場を諦めてはいないとも・・・。
ヘンダーソンの意気込みは素晴らしいし、アーセナル戦に出場できれば、心強い限りですが、まだまだシーズンは始まったばかり。
今この時期に、無理をさせることが、果たして長い眼で見た場合、ベストな選択なのか?という心配もあります。
怪我をした原因が、はっきり分からないので、何とも言えませんが、仮に疲労性のものであるならば、リバプールにとっては手痛いことですが、アーセナル戦はお休みするという決断も必要かと思う次第です。
とにかく、まだ2試合を終えたばかりですからね。
とはいえ、ヘンダーソンの性格、その責任感の強さを考えたとき、「出る!」と言いそうな予感もします。
ただ、リバプールとしては、当然のことながら、ヘンダーソン抜きのフォーメーションも用意しておくべきでしょう。
考えやすい選択肢としては、エムレ・チャンを代わりに先発で起用するという線が、常識的でしょうか。
あるいは、ジェイムズ・ミルナーのポジションを若干さげて、ディフェンシブな役割を任すか?
大きな怪我、深刻なものではないようですが、そのことで、アーセナル戦に強行出場したことにより、悪化させることが、一番怖いですね。
ある意味、こういった事態も想定しての補強だと思うし、まさにチーム・マネージメント、その舵取りが試される時だと言ってよさそうです。
とにかく、ヘンダーソンには、決して無理はしてほしくない。
そんな時に備えて、他のプレイヤー達も、日々準備しているわけですから。
いずれにしても、週末のトレーニングに、ヘンダーソンが通常どおり参加できるかどうか?が、ひとつの鍵になりそうです。