冬の移籍市場が閉じたと思いきや、メディアでは既に夏の補強話がいくつも報じられています。
今回、多くの海外メディアが取り上げているのは、リバプールがレアル・マドリード所属のストライカー、ヘセ・ロドリゲス(スペイン)をターゲットにしているという説。
ヘセに関しては、昨年の夏にもリバプールの補強候補として名前があがっていた経緯があります。
フィニッシュに優れ、才能あるプレイヤーと言われていますが、いかんせんレアル・マドリードには、いわゆるBBCと呼ばれるトリオがいる・・・。
その才能をいかんなく発揮するには、出場機会が限られていると言ってもいいでしょう。
スペインのメディアによれば、移籍金は£15mほどだろうとも。
あくまで噂ですが、レアル・マドリードは、チェルシーのエデン・アザール獲得を目論んでおり、その補強資金調達のため、ヘセを売りに出す可能性が高いという説もあるようです。
リバプールのストライカー陣を見ると、ディボク・オリギは、ユルゲン・クロップのフットボールにフィットしそうだし、今後の成長次第だと思います。
また、ダニー・イングスも怪我から復帰すれば、戦力として計算できることでしょう。
問題は、ダニエル・スタリッジとクリスティアン・ベンテケが、この夏にどうなるか?でしょうか。
今年1月に、アレックス・テイシェイラを獲りにいったことを鑑みても、リバプールとしては、ストライカーが欲しいのだろうなということはうかがえます。
現代フットボールにおいては、サイドの重要性が問われますが、いつの時代も前線からゴールキーパーまで、中央のラインがしっかりしたチームが、長いシーズンで生き残っていくものに思えます。
そういった意味で、この夏のリバプールは、ストライカー、セントラル・ミッドフィールダー、センターバック、ゴールキーパーと、補強リストづくりを進めている可能性は高いのではないでしょうか。
来シーズンこそ勝負の年!だと思うし、ぜひとも魅力あるチームをつくってほしいものです。