長い歴史を持つリバプール。
ここまで来る間には、歓喜もあれば深い悲しみに包まれた出来事もありました。
ヒルズボロの悲劇。
あれから29年が経ちました。
お亡くなりになった96人のコップに、心から哀悼の意を表します。
ヒルズボロの悲劇が起こったのは、1989年4月15日のこと。
あまりにも、その犠牲は大きく、リバプールは、その出来事を風化させてはならないと、常にご遺族に寄り添い、毎年この日にはセレモニーも続けてきました。
ヒルズボロの悲劇とは、シェフィールドのヒルズロボスタジアムで開催されるはずだったFAカップ、リバプール対ノッティンガム・フォレストの試合で発生した、あまりにも悲しい事故でありました。
ゴール裏のスタンドに収容能力を超える観客が入場し、スタジアムが崩壊するという惨劇に。
96名の皆さんが亡くなり、766人の重軽傷者を出すという惨事に発展しました。
一昨年には、運営者側の観客誘導、救助措置に瑕疵があったことが認められ、大きな動きがありました。
この事故をきっかけに、誰もが安心してフットボールを楽しめる環境をつくろう!という意識が芽生えたという事実もあります。
リバプールのみならず、フットボール界全体が、幾多の学びを得た出来事であったと言っていいでしょう。
重ねて、犠牲になられた96人の人々のご冥福をお祈りいたします。
そして、忘れてはいけないのは、そのご家族のことですね。
リバプールは、クラブとして、出来る限りのことをしてきていると思います。
あまりにも悲しい出来事であり、これが意味するところをフットボール界は風化させることなく、常に学びを得てゆく必要があると思います。
言葉整いませんが、ヒルズボロの悲劇から29年目を迎えるにあたって、一言書かせていただきました。
YNWA