今年の夏、ライプツィヒからリバプールへとやって来たイブラヒマ・コナテ。
リバプールにとって唯一の補強となったわけですが、私は彼の将来に大きな期待を抱いています。
類い稀なフィジカルを持っており、さらにスピードがあることが見てとれます。
現実問題としては、まだ出場機会に恵まれてはいませんが、やがてリバプールの主力として台頭してくるのではないか!
そう思うのです。
ユルゲン・クロップ監督は、チームの戦術を完全に理解し、フィットするまで急いでピッチに送り出すことをしないやり方をこれまでもして来ました。
今のリバプールはセンターバックが充実しており、コナテを慌てて使う必要がないのも事実。
おそらく、急がせず、じっくりと熟成させて、もう行ける!となった時、送り出すのではないでしょうか。
そういった例は過去にもありました。
いまやリバプールに欠かせない存在となったアンディ・ロバートソンがそうだったし、ファビーニョも同様です。
彼等も、リバプールへやって来た年の前半は、ほとんどプレイをする機会に恵まれていません。
コナテは、センターバックとして重要な要素のひとつである屈強なフィジカルを持っている。
また、現代におけるセンターバックに求められるスピードもある。
リバプールに馴染み、ファン・ダイクとともに毎日のトレーニングに励めば、凄いセンターバックになるのではないか!
私は期待を込めて、そう見ています。
焦る必要はない。
今シーズンのリバプールは大黒柱のファン・ダイクが帰って来ており、ジョエル・マティプも好パフォーマンスを見せています。
また、ジョー・ゴメスもいる。
ぜひ、コナテには、この与えられた時間をポジティブに捉えて、リバプールに馴染んでほしいですね。
ユルゲン・クロップ監督からゴーサインが出たとき、最高のパフォーマンスを発揮できるように、しっかり準備をしたいですね。
そのときには、コナテが研いできた牙をむくとき!
スケールの大きなセンターバックとして、大成してほしいと思います。
コナテは、まだまだ若いし、私は大きな期待感の中で彼を見ています。
もし、直近で出場機会があるとすれば、数日後に迫ったカラバオカップでしょうか。
存分に彼のポテンシャルを発揮してほしいし、日々のトレーニングでもアピールしたいですね。
リバプールは良いプレイヤーを連れて来た。
ロボ、ファビーニョがそうであったように、コナテにもその匂いを感じるのです。