このところ、プレミアリーグ5連勝と波に乗って来た感のあるリバプールですが、トレント・アレクサンダー=アーノルドのポジションが話題になっていますね。
フリーマンと申しますか、かなりポジション的な自由を与えられているように見えます。
勿論、右サイドバックに戻る時には、その仕事をしているわけですが。
この新システムについて、イブラヒマ・コナテがSky Sportsの独占インタビューにこたえました。
イブラヒマ・コナテは、このインタビューの中で、トップ4争いについても語っています。
ここでは、コナテが語っている一部、その要旨をご紹介したいと思います。
Ibrahima Konate
確かに、やることが増えたのは事実だね。
今は、試合後の疲労感が増しているよ。
でも、チームのために戦っているときや、良いパフォーマンスを発揮出来ているときには、いつだってハッピーなんだ。
必要な犠牲ならば何でも払うよ。
トレントが中盤の位置を取り、より攻撃的ポジションに入るこのシステムは、最近における成功の鍵だね。
より前へトレントを行かせるのは、私達にとって重要なことなんだ。
彼が持っているクオリティーは高いからね。
彼が、いかに優れたパサーであるかは、私達みんなが知っていることさ。
トレントは、世界で最も優れたパサーの1人だと思うよ。
そのおかげで、ゴール前でより決定的な仕事が出来るようになったしね。
自分がすべき役割が分かっていることが重要なんだ。
より多くのエリアをカバーしなければならないが、攻撃の観点で言えば戦術的なメリットを感じることが出来るよ。
いつも言っていることだけど、私達がすべきことは自分達の仕事をすることさ。
自分達の試合に勝たなければいけないわけだけど、当然上のチームもいるよね。
私達は目を光らせているし、もし彼等が滑り落ちることがあれば素晴らしいことだよ。
他人の不幸を願うことはないけれど、もし彼等が失敗したら、勿論嬉しいさ。
マンチェスター・ユナイテッドは、まだ5試合を残しているから、ブライトン戦での結果で決まるわけではない。
ここは、プレミアリーグであり、世界最高のリーグだから、今はどのチームも何かを求めて戦っているんだ。
だから、私達に出来ることは、自分達自身に集中し、ベストを尽くし、100パーセントを発揮することだけだよ。
まさに戦争だ!
最近のことですが、イブラヒマ・コナテがメンバーから外れたことがありましたね。
その後、ユルゲン・クロップ監督が理由を説明しており、怪我ではなく、回復を待つ時間を与える必要があったという趣旨のことを話していました。
イブラヒマ・コナテ自身が認めているように、これまでよりも試合後の疲労度は高いことは間違いないようです。
トレントが前に出て行くことで、攻撃面でメリットがあるならば、自分はどんな犠牲でも払う。
そうイブラヒマ・コナテは話していました。
トレントが、華麗なパスワークを駆使し、脚光を浴びている影に、イボウのような存在がいることを私達もよく見ておきたいですね。
今日の試合でも、イブラヒマ・コナテのポジション取りをはじめとしたパフォーマンスに注目してみたいと思います。