サンダーランド戦のファーストハーフ中に負傷交代をしたフィリペ・コウチーニョの状態が心配ですが、試合後にユルゲン・クロップ監督が記者の質問に答えています。
ある意味、現時点でははっきりしたことは分からないと答えるしかないかと思いますが、スキャンを受けてから判断すること、怪我をした直後よりは、痛みは和らいでいたことなどを説明してくれています。
既にユルゲン・クロップが残したコメントはリバプールの公式サイトでも掲載されましたので、この場ではその要点をまとめておきたいと思います。
なお、ユルゲン・クロップは、ロベルト・フィルミーノ、ダニエル・スタリッジの件についてもコメントをしています。
(Jürgen Klopp)
私達は、スキャンの結果を待たなければいけない。
現時点で分かっているのは、痛めたのは足首だということで、待たねばならないんだ。
彼は痛がっていたが、痛みのほうは和らいできている。
最初の瞬間は、非常に強い痛みに襲われたが、ハーフタイムに私が会ったときには、痛みはよくなったと、彼は言っていたよ。
私達は、待つ必要があるんだ。
それがしっかり分からなければ、どれくらいの期間がかかるのか?は、想像も出来ないだろう。
私は、楽観的な男だから、明日にでも彼がトレーニングに来てくれることを願っているよ。
彼(フィルミーノ)の方は、フィル(コウチーニョ)よりも状況はいいよ。
ただ、ふくらはぎに痛みがあったんだ。
彼(スタリッジ)に関しては、ふくらはぎが固くなっていて、2日間トレーニングをしていなかった。
だから、彼が戻ることは考えられなかった。
明日、彼がトレーニングを出来るかは分からない。
その怪我があったことが、彼が欠場した理由だよ。
試合を観戦していて、非常に印象的なシーンがありまして、それはファーストハーフ終了のホイッスルが鳴った瞬間、ユルゲン・クロップがすごい勢いで走り、ドレッシングルームへ戻ったことでした。
もちろん、手詰まり感のあった試合内容だったし、いち早くプレイヤー達に戦術を授け、モチベーションも高めたい!という気持ちはあったでしょうが、私が推察するに、コウチの状況を早く知りたかったのではないでしょうか。
顔を見てやりたかった。
ただ、名言は避けたものの、私達が見たコウチの痛がるシーンよりは、だいぶ落ち着いてはいるようです。
打撲系で、瞬間的に激痛が奔ったという内容、結果ならばいいですね。
ここは、辛抱強くスキャンの結果を待ちたいと思います。
とはいえ、私も楽観的になってユルゲン・クロップのコメントを受けとめる限り、思っていたよりもコウチの怪我はシリアスなものではないかもしれませんね。
そうあってほしいと思います。