昨年の夏、リバプールは左サイドバックの補強へ動くと、多々報道されましたが、結果的に新しい戦力を獲得はせず、シーズンを通じて、副キャプテンであるジェイムズ・ミルナーに頼ることになりました。
元来、どんなポジションでもこなせるジェイムズ・ミルナーですが、1シーズン、ほとんどすべての試合で本職外のポジションでプレイをすることは、非常に難しいものがあったと推察します。
しかし、ジェイムズ・ミルナーは、仕事人ぶりを発揮してくれましたね。
私なりに注目し、思案しているのは、では来シーズンはジェイムズ・ミルナーに、どんな役割を任せるのかという点です。
今年の夏には、リバプールは左サイドバックに補強を施すと見る筋が多く、アルベルト・モレノは放出候補と報じられるケースが増えてきています。
仮に、リバプールに新しい左サイドバックが加入してきた場合、ジェイムズ・ミルナーは、ナチュラルに中盤へと戻すのか?
それはそれで、激しいポジション争いが起こるかと思いますが、チャンピオンズリーグあるいは国内カップ戦などの日程を考えると、チーム層を厚くするという意味で、あり得るかもしれません。
ただ、あくまで私個人の予想的な部分では、もしかしたら、来シーズンもジェイムズ・ミルナーが左サイドバックを担当する試合もあるのかな?という気がしております。
この件については、仮に新戦力を左サイドバックへ加えたとして、どんなプレイヤーを連れてくるか?も影響してくるかと。
たとえば、よく話題になるライアン・セセニョン(フラム)であれば、まだ17歳になったばかりだし、ベテランの力も必要になることでしょう。
ジェイムズ・ミルナー自身はといえば、エコーに対して、ポジションのことは、監督に聞いてもらったほうがいいことだね・・・としつつも、「チームに貢献したいだけだよ」と、もし必要とされれば、来シーズンも左サイドバックでプレイすることを厭わない気持ちを明かしています。
本当にプロフェッショナルですね。
ジェイムズ・ミルナーにとって、リバプールにとって、どんな形がベストなのか、あるいはモア・ベターなのか。
私としても、ちょっと時間をかけながら、また補強の進捗状況を見ながら、これから考えてみたいと思っています。