昨年の夏、リバプールへやってきた若手ディフェンダーのジョー・ゴメス。
そのキャリアは順調なスタートを切ったかのように見えましたが、これからというときに大怪我に見舞われてしまいました。
あれは、U21イングランド代表に参加していた10月だったと思いますが、前十字靱帯を損傷し、シーズン内の復帰は絶望との診断が・・・。
ほぼ同じ時期に前十字靱帯を損傷したダニー・イングスが、既に復帰を果たしていることを考えると、かなり長期の離脱になってしまいました。
日々、リハビリに励んでいたジョー・ゴメスですが、前十字靱帯の負傷については、ほぼ回復し、7月中旬にはトレーニングに復帰していたものの、新たにアキレス腱の損傷があり、その後まだトレーニングに戻れない状況が続いています。
これだけ長い離脱は、若いジョー・ゴメスにとって、おそらく初めての経験だったろうし、焦りもあるとは思いますが、ぜひ万全のコンディションを取り戻し、再びアンフィールドのピッチに帰って来てほしいと願っています。
ところで、そのジョー・ゴメスの近況について、エコーが記事にしています。
同誌によれば、ジョー・ゴメスは、日々メディカル・スタッフと共に懸命に復帰を期しており、10月の中旬から下旬あたりには、トレーニングに戻れそうだという目途が見えてきたようです。
予定どおりに復帰が出来たとして、ほぼ1年間の月日がかかってしまいましたね。
もちろん、ユルゲン・クロップの元では、まだ実戦でのプレイは経験していません。
ただ、かねてからクロップは、「ジョー・ゴメスと一緒にやれることを楽しみにしている」という趣旨の発言をしており、これはジョー・ゴメスにとって、心の支えにもなっていることでしょう。
いずれにしても、10月中旬~下旬にかけてトレーニングに復帰できたとして、実戦でのブランクは大きいと思うので、復帰のタイミングには、十分な配慮が施されるものと思われます。
また、実戦復帰をする場合、ジョー・ゴメスにどのポジションを任せるか?も、見どころのひとつかと思います。
若い才能だけに、まだまだ時間もあるわけだし、ここはぜひ、十分な治療を受け、将来にわたり憂いがないように、しっかりとコンディションを戻していってほしいですね。