日本時間早朝には、プレミアリーグ第2節でクリスタルパレスと引き分けていたリバプールですが、その試合後にはユルゲン・クロップ監督がメディアへ向けて負傷者の情報を提供しています。
まず、センターバックのジョエル・マティプですが、筋肉系に問題があり「2週間の離脱になるだろう」とのことでした。
率直に思うのは、その見込みどおりに帰って来てほしいということですね。
筋肉系の場合は、時によって長引くケースもあるし、ジョエル・マティプの場合には、怪我で泣かされて来たキャリアがありますので、心配はあります。
しかし、昨シーズンからジョエル・マティプは生まれ変わった!
そのことを信じたいと思います。
現実問題として、ジョエル・マティプが2週間の離脱になるということは、ジョー・ゴメスとナット・フィリップスにがんばってもらうことになります。
イブラヒマ・コナテも長期離脱が見込まれていますので。
移籍市場が開いた頃には、ナット・フィリップスは他のチームへ行くことが既定路線のように報じられていましたが、もう彼を出している場合ではありませんね!
ジョー・ゴメスも怪我が少ないとは言えず、これでナットを出してしまうようなことがあれば、それは間違いなく愚策だし、そんなこをはしないと思います。
しかし、この話が成立する大前提は、ファン・ダイクが元気だということです。
万が一、ファン・ダイクに何かがあったならば、もうリバプールは緊急事態宣言に至ることでしょう。
第6節には、グディソンパークでのエバートン戦があり、危険な行為をされなければいいのですが・・・。
ジョエル・マティプのことに話を戻すと、昨シーズンから彼は見違えるように怪我をしなくなりました。
今シーズンも、そうあってほしいものです。
ユルゲン・クロップ監督が見込んでいる2週間の離脱はやむを得ないとして、その後は元気に帰って来てくれることを祈ります。
次に、ロベルト・フィルミーノですが、クリスタルパレス戦で起用をするにはリスクがあったため、予防措置のためにメンバー外にしたとされています。
また、キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンも、フィジカルにちょっとした問題を抱えていたそうです。
ただ、ヘンドの場合には、長い時間のプレイをしなければ行けるだろうということでベンチスタートにしたのだそうです。
傷だらけのリバプール。
クリスタルパレス戦では先制点を許し、満点の試合ではなかったわけですが、それでもスタートからチームとしてよく機能していたと私は感じました。
いつゴールが来てもおかしくなかった。
ナット・フィリップスもがんばったし、ハーヴェイ・エリオットもよくやった!
残る課題は、次節のマンチェスター・ユナイテッド戦で攻撃陣をどう組み立てるか?ですね。
ダルウィン・ヌニェスは、サスペンションとなるはずですから出場は出来ない。
ボビーの回復を待つばかりですが、リバプールではディオゴ・ジョタも戦列を離れており、もしボビーを代える必要がある場合には、モハメド・サラーをセンターでしょうか。
しばらくは、スクランブル体制が続きそうなリバプールですが、しっかりと戦って勝利を呼び込みたいですね。
重ねて申し上げますが、クリスタルパレス戦でのチームパフォーマンスは、悪くなかったと私は思っています。