既に、リバプールファンの皆さんの間では話題になっている部分もありますが、私もここに取り上げておきたいと思います。
かつてリバプールで活躍をしたジョン・フラナガンが現役引退を表明しましたね。
地元リバプール出身のスカウサーであり、エキサイティングな右サイドバックとして将来を嘱望された一人でありました。
ジョン・フラナガンが現役引退を表明したことは、LFCもオフィシャルで伝えています。
リバプールのアカデミーで育ったジョン・フラナガンが、シニアデビューを飾ったのは2011年4月のことで、当時リバプールの指揮官を務めていたのは、レジェンドであるケニー・ダルグリッシュでした。
ファンからは、フラノと呼ばれ愛されたプレイヤーでもありました。
また、赤いカフーとニックネームを付けられたことも。
ジョン・フラナガンが最も輝いたのは、何と言っても2013-2014シーズンだったと思います。
気迫あふれるファイタータイプの右サイドバックでしたね。
ただ、ジョン・フラナガンを試練が襲いました。
それは、重い膝の怪我であり、リバプール時代には2度にわたる手術を受けるなど長期離脱を余技なくされ、リハビリの日々を送ったものでした。
ジョン・フラナガンがリバプールを離れたのは2018年夏のことで、当時スティーブン・ジェラードが監督を務めるレンジャーズへの移籍となっています。
その後、シャルルロワSCを経て、最後はデンマークのHBキューゲに加わっていました。
ちなみに、HBキューゲの監督は、あのダニエル・アッガーです。
フラノといえば、リバプールでのキャリアが終わろうとする時期、ちょっとお騒がせなこともしてしまいましたが、彼が出て来た当時、多くのリバプールファンは希望にも似た目で彼を見ていました。
彼もまた、大きな怪我によりキャリアに影響を受けてしまった一人ですね。
ジョン・フラナガンは、1993年1月1日生まれですので、29歳での引退となります。
まだ引退するには若いのではないか?という感もありますが、HBキューゲにおいても膝の故障があり、手術が必要になったそうです。
そこでメディカル面のことを考慮した上で、引退をすることが最善の道だと決断した模様。
かっとび系のサイドバックだ!と、私などは感じていたものですが、あのファイティング・スピリットあふれるプレイぶりは、間違いなくリバプールファンを熱狂させました。
フラノの新しい人生が、幸運に満ちたものになることを祈ります。