過密日程の真っ只中にあるイングランド・プレミアリーグ。
どのチームにとっても心配なのは、負傷者が出ることですね。
疲れていても、いざピッチに立てば、プレイヤーは全力を尽くすだろうし、いかに怪我のリスクを軽減するかも、チームの舵取りに重要な要素かと思います。
さて、現時点におけるリバプールの負傷者ですが、長期離脱となっているナサニエル・クラインの他に、ジョーダン・ヘンダーソンとアルベルト・モレノも起用できない状況です。
ジョーダン・ヘンダーソンはハムストリング、アルベルト・モレノは足首を損傷しているとされています。
この二人について、ユルゲン・クロップ監督がプレスに説明をしており、LFCもその内容を公式に出しています。
どれくらいの期間で復帰できるか?については、明言を避けたユルゲン・クロップ監督ですが、12月30日(土)のレスター戦(H)、1月1日(月)のバーンリー戦(A)の2試合については、出場は「ノーチャンスだ」としており、欠場が確定した形となっています。
リバプールの日程を見ると、バーンリー戦の後には、1月5日(金)に、FAカップ3回戦のリバプール対エバートン戦(マージーサイド・ダービー)があり、続いて1月14日(日)にプレミアリーグ、マンチェスター・シティ戦(H)が控えています。
これは私の推測ですが、おそらくジョーダン・ヘンダーソンとアルベルト・モレノに関しては、出来ればマンチェスター・シティ戦までにフィットしてほしいという期待をユルゲン・クロップ監督は持っているのではないでしょうか。
現実問題として、レスター戦とバーンリー戦の間隔は1日しかなく、特に左サイドバックをどうするか?は、思案のしどころですね。
運動量の多いポジションだし、中1日で、アンドリュー・ロバートソンを起用できるか。
もしかしたら、いずれかは、ジェイムズ・ミルナーの力を借りることがあるかもしれません。
これまで、出場機会がなく、辛い思いもしてきたアンドリュー・ロバートソンですが、今度はオーバーワークを心配される立場になってしまいました。
でも、ロボ本人にとっては、嬉しいことでありましょう。
少なくともリバプールとしては、レスター戦、バーンリー戦で勝利を飾るために、アンカーと左サイドバックのメンバー起用を慎重に見定めたいですね。
とにかく、怪我のないことを祈っています。