先日のQPR戦。
PKを失敗した時点で、戦意を喪失してしまうことだってあり得たと思うのですが、むしろそのことを奮起の材料に変えられるのがスティーブン・ジェラードという男だ!と、感じました。
いきなり雑感で恐縮ですが、キャプテンのヘッドを生み出すには、フィリペ・コウチーニョのキックがあってこそ!と、私は思っています。
あのシーンであれば、シュクルテルあるいはロブレンに合わせて蹴るだろう・・・・と思いきや、コウチーニョはおそらくキャプテンの走り込みを狙ってキックしていたと思うのです。
ここぞ!という瞬間に、その選択をしたコウチーニョも、また賞賛されるにふさわしいかと。
さて、あの日のキャプテンについて、ジョーダン・ヘンダーソンがコメントしていますので、ちょっぴりですが、ご紹介したいと思います。
(JH)
あれこそがスティービーだよ!
彼は、PK失敗には失望していただろうけど、実に素早く切り替えて、ゲームに入っていたね。
そして、勝者となったんだ。
僕は、彼のためにとても嬉しく思っているよ。
一晩中、頭を離れなかっただろうからね。
スティービーがスティービーたるものを見せてくれたね。
彼は最後までしっかりと戦い、勝利に導いたんだ。
素晴らしかったよ。
彼がいなくなることは、チームにとって大きな損失だよ。
スティービーは、僕達のリーダーであり、ゲームの中で、大きな影響力を持っている。
そんな偉大なプレイヤーを欠いてしまうのだからね。
でも僕達は、彼が行ってしまってからも、やっていかなくてはいけないんだ。
僕達は、より改善することにより、来シーズンをより良いものにするためのプレイヤーが揃っていると思うよ。
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スティーブン・ジェラードという大樹が去った後、最も責任を感じるのはジョーダン・ヘンダーソンでありましょう。
また、その期待に応えるだけの経験も積んだと思うし、何より努力の人ですからね。
ただ、来シーズンのリバプールを考えるとき、今いる戦力のうち、何人かは他のクラブへ去ると予想されています。
ジャーナリストによっては、大量に放出されるという説を唱える人もあり・・・。
必然、不足するポジションを補う必要があるわけですが、この夏、いかに迅速且つ効率的にフロントが動けるのか?
その部分にかかる比重が、非常に大きいと思います。
ヘンダーソンに関しては、長期の新契約も結んだことだし、リバプールをひっぱる新リーダーとして、より一段上の領域へと昇華してほしいですね!